「世界が推す男」に愛されたい!! 世界170カ国でヒット中の漫画『オークの樹の下』のリフタン・カリプスの魅力とは
ある日のこと、新宿駅の構内を歩いていると、突然目の前の広告にインパクトが強すぎるフレーズが現れました。

まるで韓国アイドルのセンイル広告のように推される漫画のキャラクター

>>>>>せ、世界が推す男!?!?<<<<<

誰もが二度見してしまうようなフレーズに続いて登場したのは、切れ長の目と太く凛々しい眉が印象的なイケメン。サイネージに目をやると、こちらに穏やかな笑みを向けてくれるので、黒髪イケメンに弱い編集部員は思わず立ち止まってしまいました。

どうやら『オークの樹の下』という漫画のキャラクターで、「リフタン」という名前だそう。彼のキメ顔とともに世界各国の言葉が次々と流れてくるのですが、よ、読めません…。

この画像はほんの一部で、全部で10種類が掲示されていました

広告によると、リフタンは「約170カ国の読者を虜にした主人公」のようです。「I love you forever」という英語のメッセージも表示されていたので、ここに映し出されているのはおそらく、彼の虜になった世界中の読者からのラブコール、なのでしょうか…?

外国語の意味はほぼわかりませんが、みんながとにかくリフタンに夢中らしい、という熱量は伝わってきます。いったい何カ国語分のメッセージがあるのだろうと、ついつい立ち止まって何周も見てしまいました。見れば見るほど、ここまで読者を魅了するリフタンとは何者なのか、気になるばかりです。

作品紹介ページを見てみると、「韓国発のヤバいファンタジーロマンスが日本上陸!」の文字。様々な記録を打ち立てた作品のようですが、たしかに絵も素敵で、ヒロインもとても可愛らしいお姫様のよう。

『オークの樹の下』は「めちゃコミック」で独占配信中とのこと。数々の漫画で出会った“推し”たちから日々の活力をいただいている身としては、「世界が推す男」をスルーするわけにはいきません。リフタンの何がそんなに“推せる”のか、この目で確かめてみたいと思います!

読みました

『オークの樹の下』、画面をスクロールする手が止まらず、あっという間に最新話の57話まで読んでしまいました。

最初は「不器用なイケメンに溺愛される系のやつね…」と思っていたのですが、実際には、そんな一言で説明できるようなシンプルな物語ではありませんでした。何より、主人公のリフタンに負けず劣らず、ヒロインのマクシミリアン(通称マクシー)もとっても魅力的!

マクシーは公爵家の娘に生まれながらも、自分に自信を持てない気弱な少女なのですが、そこには彼女が「吃音」や「優秀な妹の存在」といったコンプレックスを抱え、幼少期からずっと一族内で冷遇されてきたことが関係しています。

弱々しい表情ばかりのマクシーですが、笑うとこんなに可愛い…!(オークの樹の下©P&Kim Suji / RIDI)

何かを楽しみたい、頑張ってみたい、という前向きな感情が芽生えても、周囲からの心ない言葉がフラッシュバックして「やっぱり、私なんて…」と足を止めてしまう。そんな彼女が悩みながらもひたむきに頑張る姿に、読者は時に勇気づけられたり、時にハラハラしたり…。気付いたときには、もはやマクシーに仕えるメイドのような心地で、彼女の一挙一動を応援するようになってしまいます。

そんなマクシーの心をほぐしてくれるのが、一見クールそうに見えるリフタンの情熱的な愛なのです!

ヒロイン大好き主人公、リフタン・カリプス


他人に興味がない冷酷な人物のように見えます、最初のうちは。(オークの樹の下©P&Kim Suji / RIDI)

“世界が推す男”こと我らがリフタンは、貧しい生まれの下級騎士でありながらも、卓越した剣技で恐ろしいドラゴンを倒し、一躍名を挙げました。今は、アナトールという小国の領主を務めています。

表情を変えずに恐ろしい怪物をばったばったと斬り倒していく姿は、まさに「武人」「強者」という言葉がぴったり。しかし、そんなリフタンも愛するマクシーの前では全く違う顔を見せます。その変わりようは、長く戦場を共にしてきた騎士団の仲間たちが困惑するほど。

リフタンのギャップがどれほど凄まじいのか、彼の発言の中から特に推せる3つを抜粋しました!

リフタンの推せるセリフBEST3


筋骨隆々の男性が、愛する女性のためにわざわざ「薔薇の香りがする石鹸」を選んで使うところがギャップ萌えです!リフタンを見るたびに怯えた表情を浮かべていたマクシーに対する、彼なりの優しさが垣間見える場面でもあります。

実際、この頃からマクシーは、リフタンに対して「怖い」よりも「愛おしい」と感じ始めるようになるので、「リフタン、ナイス!」と声をかけてあげたくなります。


リフタンは最初からマクシーを一貫して溺愛し、時には部下たちに嫉妬することもありました。が、まさか人間ですらないマスカットに嫉妬するなんて…。思わず吹き出してしまうシーンです。

一方のマクシーはそんな様子に気付いていないため、リフタンは一人で恥ずかしくなって真っ赤になり、「チッ」と舌打ち。表現が下手な姿を見ると、彼を一層可愛らしく感じます。


城内の廊下で「このままお前を抱きたい」とイケメンオーラ満載でささやいたあとなのに、焦る気持ちから男としての本音が駄々もれしてしまう…。クールなイケメンではなく、少しせっかちで不器用な人間らしいリフタンの魅力が感じられること間違いなしです。

改めて、リフタンの推せるセリフをまとめてみました。4位・5位も捨てがたいので、どんなシーンなのか、ぜひ本編で確認してみてください!

こうして見ると、2位のマスカットといい、1位の長い階段といい、リフタンは最高に「おもしれー男」ですね。



これは推してしまう

一見、寡黙でクールなビジュアルから、砂糖菓子のようなキラーフレーズを連発するリフタン。世界中から推されるのも納得です。掲示中の広告では、各国のファンによる口コミが現地の言葉で掲載されています。

実際には日本語訳は掲載されていないのですが、この記事では特別に一部をご紹介します。

<愛情深さにメロメロの韓国ファン>

「リフタン、一生愛しています」
リフタンは、一途で素敵な純情男。最高...ㅋㅋ
リフタンにしか目が行かない♡_♡ 目の保養や…ㅎㅎ
ほんとリフタンにときめきまくってるㅋㅋㅋㅋ
今日も幸せ^^ リフタンに会えるから ㅎㅎ


<フランス語のポスターは、騎士らしいクール推しのビジュアル>

「リフタン至上主義」
ああリフタン、私の運命の人…
この人のために生きてる。私の人生!!! ❤
素晴らしく、ロマンチックで、優れたキャラクターだ。


<好きすぎて「血圧が急上昇」しちゃったスペインのファン>

気高く美しい王リフタンよ永遠に
今世紀最高のキャラクター
その素晴らしさは、言葉では言い表せない。
私は彼に恋をした。リフタンのせいで血圧が急上昇!
もっと好きになってもいいですか? ❤


他にも「憧れ」や「たくましさ」など、全部で5つの切り口からリフタンの魅力が掲載されています。国ごとに違うイメージも楽しみながら、ぜひ見てみてくださいね。

■掲出先
1 東京メトロ 新宿駅メトロプロムナード:ポスター、サイネージ
2 京王井の頭線 渋谷駅:サイネージ
3 都営大江戸線 六本木駅:エスカレーター
※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。

■掲出期間
2024年6月24日(月)〜6月30日(日)

『オークの樹の下』の連載はまだまだ始まったばかり。今から読めばすぐ最新話に追いつけます! 下記のURLから1話を読んで、みなさんも一緒にリフタンを推しましょう!

作品のダウンロードはこちら

PR企画: 株式会社アムタス × ライブドアニュース]