日傘を差して歩いていると「おい!」急に年配男性から怒鳴られた!→ 『うっかりNG行動』に「反省」

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夏の強烈な日差しを遮ってくれる日傘。紫外線対策や暑さ対策に愛用している方も多いのではないでしょうか? 今回は、知人から聞いた日傘にまつわるトラブルをご紹介します。

日傘デビューをしたA子

自転車ユーザーだったA子は、これまで帽子を愛用していました。ところが、勤務地の変更により、電車通勤にチェンジ。
友達から「歩くときは日傘のほうが涼しいよ。帽子と違って蒸れないし」とすすめられたことから、日傘デビューをしました。

セレブなマダムっぽい!? と自分には似合わない気がして最初は気恥ずかしかったけれど、慣れると涼しく快適です。すっかり日傘の愛用者になりました。

いきなり男性に怒鳴られた!

A子が日傘をさして住宅街を歩いていたときのことです。
A子は突然、年配男性から「おい!」と怒った様子で声をかけられました。
「あんたの日傘が目に刺さりそうになった! 危ないじゃないか!」と、年配男性はA子に声を荒らげました。
彼はA子とすれ違うときに、日傘で危ない目に遭ったと文句を言ってきたのです。

A子は年配男性に「そうですか、すみません」とおざなりに謝って去ろうとしました。
A子から年配男性に接近した事実はなく、年配男性から難癖をつけられたと感じたのです。

年配男性が激高!

A子の軽い謝罪を聞いた年配男性は「何だ、その態度は! 危ないって言ってるだろう!」と怒り出しました。そして、「日傘を閉じろ!」と、A子に迫ってきたのです。
男性の様子が怖くなったA子は、日傘を閉じて走ってその場を立ち去りました。

A子と年配男性、マナー違反はどっち?

「変な男に絡まれちゃって」と、A子はこの出来事を職場で話しました。
すると、同僚男性からこう指摘されたのです。
「背が低い女性が日傘をさすと、男性の目のあたりの高さにきて危ないことがあるんだよ。その男性は、本当に危なかったんだと思う」と。

雨傘の場合はみんながさしているため、両者が接近しても傘同士が当たります。ところが、日傘は片方だけがさしていると、人に直撃してしまうのです。
A子は年配男性からいちゃもんをつけられた、と思い込んでいましたが、日傘の危険性に気づいていないだけでした。

同僚男性の指摘に、A子は反省。
特に狭い道での日傘は危険なので、日傘を閉じるようになったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子