先日開催された開発者向け会議「WWDC24」で発表された、「iOS 18」。しかし、秋のリリースの時点で全ての機能が利用できるわけでわなく、いくつかの機能は「iOS 18.1」へのアップデートやそれ以降を待たなければならないようです。

↑すぐに全ての新機能が使えるわけではなさそう

 

例えば、iOS 18のアップデート(iOS 18.1以降)では、「メール」アプリで「主なもの」「取引」「更新情報」「プロモーション」という四つのカテゴリが追加されると言います。これらのカテゴリは英語に設定されたデバイスで利用でき、「すべてのメール」はオプションとして残ります。また、同じ送信元からのメールを表示する新しいダイジェストビューも追加されるそう。

 

また、AI(人工知能)を活用した「Apple Intelligence」は、米国英語に設定された「iPhone 15 Pro/Pro Max」とそれ以降のモデルで「プレビュー」として利用可能。なお、「個人の状況」「画面上の認識」「アプリごとの詳細なコントロール」といった機能は、2025年までリリースされない可能性が高いと米ブルームバーグが報じています。さらに、Apple Intelligenceの追加の言語や地域も来年まで追加されない模様。

 

「ホーム」アプリでのロボット掃除機のサポートもiOS 18のアップデートで提供され、「Siri」に床の掃除を依頼できるようになります。また、米国では電力使用量をホームで確認することも可能。

 

というわけで、スマート機能やApple Intelligenceを活用した機能は、iOS 18.1かそれ以降のリリースまでお預けになりそう。日本語を含めた多言語・他地域でのサポートも遅れるようなので、気長に待つことにしましょう。

 

Source: MacRumors