京都市で35.9℃『今年初めての猛暑日』 “隠れ熱中症”にも要注意…早起きして自律神経を整え朝食や水分をしっかりと

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 今年1番の暑さとなった近畿地方。京都市などで今年初めて35度の猛暑日となりました。

 6月14日、近畿で1番暑かったのは35.9℃まで上がった京都市。今年初めて猛暑日となりました。市内を歩く人は…

 (街の人)「死ぬかと思うくらい暑いですね、今週。まだ湿度がましなので、これからですよね」

 また、大阪府枚方市でも、午後3時すぎに35.1℃を観測。かき氷で涼をとる人の姿が見られました

 (かき氷を食べる人)「『暑い!』ってなった時に、『かき氷行くんやった』ってうれしくなりました」

 暑くなるこの時期に心配なのが、通勤・通学時に起こる軽度の熱中症、いわゆる「隠れ熱中症」です。なぜ、比較的気温の低い午前中に症状が出るのでしょうか?

 (東京ビジネスクリニック 内藤祥医師)「(朝)起きると自律神経が副交感神経から交感神経に切り替わるんですけど、その切り替えがまだ十分に順応していないなかで活動を始めてしまって、暑さがあったりするとより症状を起こしやすい方が増えます」

 「隠れ熱中症」対策には、なるべく早起きして自律神経を整えることや朝食や水分をしっかりとることが重要だといいます。

 (東京ビジネスクリニック 内藤祥医師)「自律神経を整えることで急な暑さが来たときにも体にあまり影響が出にくくするというのが、できる対策になります」