鹿児島県薩摩川内市の小学校の給食に、カタツムリが混入していたことがわかりました。

薩摩川内市教育委員会によりますと、市内の小学校の給食で12日、給食で出された献立「あさりと玉ねぎのみそ汁」の中に、カタツムリが混入しているのを6年生の児童が見つけ、教師に報告しました。カタツムリは直径1センチぐらいで、殻もついていたということです。

クラスではすでに、みそ汁を食べた児童もいましたが、ほかにカタツムリは見つからず、このクラスではこの後、教師がみそ汁を食べるのを制止しました。カタツムリが見つかったのは、このクラスのみでした。

献立のみそ汁は川内学校給食センターが作り、12日、市内10の小中学校に3900食分が提供されましたが、ほかに混入の報告はありませんでした。給食センターでは、カタツムリが混入した経路など調べています。

なお、このセンターでは先月30日には、調理の段階で金属が見つかり、3700食分の献立の提供を中止していました。