Nothingのサブブランド「CMF」は、物理ダイヤルを搭載したブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」の画像を公開しました。

↑「CMF Phone 1」のダイヤル(画像提供/Nothing)

 

コストパフォーマンスに優れ、スケルトンによる特徴的なデザインのスマホを投入しているNothing。昨年には、そのサブブランドのCMFからお手ごろ価格のスマートウォッチやワイヤレスイヤホン、急速充電器が発表されました。

 

現時点では、CMF Phone 1の全体の外観やスペック、発売日や価格は判明していません。Xに投稿された画像から、本体の隅に物理ダイヤルが存在していることがわかります。CMFの公式アカウントによれば、このスマホは「デザインが素晴らしく、他社が見落としている分野の製品」とのこと。何やら自信満々です。

 

最新のデジタルガジェットと物理的なインターフェイスという組み合わせは、2022年4月に出荷されたゲーム機「Playdate」でも話題となりました。Playdateには本体サイドにクランクが搭載され、これを回すことでゲームを操作することが可能です。

 

Nothingは今年3月、廉価なスマートフォン「Phone (2a)」を発表しました。このスマホはMediaTek製のプロセッサや5000万画素のデュアル背面カメラ、最大120Hz駆動の5.7インチディスプレイを搭載していますが、CMF Phone 1はこのPhone (2a)がベースとなっている可能性があります。

 

CMF Phone 1の物理ダイヤルでは、一体何ができるのか……。ただの音量調整ダイヤルでないことを祈りつつ、今後の詳細発表を待ちたいものです。

 

Source: CMF by Nothing / X via 9to5Google