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 KinKi Kidsの堂本光一(45)が31日、東京・帝国劇場で主演舞台「Endless SHOCK―Eternal―」の最終公演を行った。

 同作は自身で作・構成・演出・主演を担当する「Endless SHOCK」の3年後の世界を描いたスピンオフ作品。本編で死亡する主人公・コウイチの仲間が、生前のコウイチとのエピソードを回想する構成となっている。

 コロナ下の20年9月に初演。これまで全185回上演され、光一は「これから先エターナルはやらないので、一生コウイチはどこかでさまよってることになります」と自虐し観客の笑いを誘った。

 サプライズが待っていた。「エターナルよ永遠に」と書かれたくす玉が割られ白い紙吹雪が舞うと、約1900人の観客が劇中に登場する白いユリの花を振って祝福。その光景に光一は思わず「今日のお客さん全員サクラ?」と冗談を交えながらも感激した様子だった。

 さらに客席の通路から盟友の俳優、井上芳雄(44)がユリの花束を持って登場。4月22日、光一が単独主演2000回を達成した際にはVTRでメッセージを送ったが、この日は直接会場に駆けつけた。光一の手を借りステージに上がると「姫の気分です。舞台上で分かち合えてうれしい」と感激の表情を見せた。

 5月9日には国内演劇の単独主演記録1位の記録を打ち立てた「Endless SHOCK」は今年がラストイヤー。「支えてくれる全ての方に感謝して、最後まで走り抜けたい」と力強く語った。(塩野 遥寿)