現在、放送中のドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』では、包容力のある穏やかな“ブランケット男子”朝日結生役を演じている神尾楓珠さん。役同様に「だれかのためにつくすのが好き」という神尾さんの内面に迫ります。

忙しくても友達と会う時間を大切にしています

「だれかのためにつくすのが好き」という朝日の性格にも、共感しているという神尾さん。

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「仲のいい友達が落ち込んでいたら、スケジュールがきつくても時間をつくって会いに行きますし、どうしても会えなければ電話で話します。友達とちょっと遠出しようか、というとき僕がクルマでみんなを迎えに行って、帰りも全員を家まで送ってから帰る。もともと運転が好きなのもありますけど、そういうことを当たり前にしていますね。

子どもの頃はもっとワガママだったし、サッカーをやっていたときも『自分が点を取りたい!』という気持ちはありましたけど、いつからかアシストする方が好きになっていたんですよね。目立たない場所で活躍するのが好きというか。今、友達にしていることも、その延長線にあるのかなとは思います」

余裕のある大人になっていきたい

そんな神尾さんだけに、忙しいなかでも、気の置けない友人と過ごす時間が、いちばんのリフレッシュになっているそう。

「友達とごはんを食べたり、お酒を飲むことで元気をもらえるんです。ただ、人と会わない日はアニメを観たり、ゲームをしたり、家にいることが多くて。あまり体を動かしていないので、なにかアウトドアの趣味を見つけたいな、と思っています」

10代でドラマデビューし、着実にキャリアを重ねるなかで、少しずつ俳優としての変化も実感できるように。

「以前と比べると責任感も出てきましたし、現場でもキャストだけじゃなく、スタッフさんともしっかりコミュニケーションを取ろうと考えるようになりました。高校生の頃はそれどころじゃなかったので、そういう面は成長できているのかもしれません。先輩方から学びながら、自分も現場でみんなを和ませられるような、余裕のある大人になっていけたらいいですね」

そう話す神尾さんがどんな進化を遂げていくのか、ますます目が離せなくなりそうです。