70代持たないひとり暮らしの「使いきり術」3つ。容器や空き箱はすぐに捨てない
高齢者向けの3DK団地でひとり暮らしを楽しむ美術エッセイスト・小笠原洋子さん(74歳)。節約生活をしながらも、エレガントさを忘れず、心豊かに暮らしています。彼女が実践するムダを省きながらも品格ある暮らしぶりを紹介。めったに買わず、買ったものをとことん使いきるのが、小笠原さん流“ケチカロジー”。格安ヘアカットから食品パックの再利用など、お財布にも環境にも優しい節約のヒントをお届けします。
ヘアカットは格安店で。いつも同じ髪型をオーダー
散髪もお金をかけないのが決まり。「ショートヘアが私の定番です。シャンプーも少なくてすむし、いつも同じ髪型ならアクセサリーや装いも定着しますよ」
食品パックは捨てる前に器として活用する
「みそや総菜が入っていた食品パック類はとても便利。洗ってもう一度役割を全うさせてから捨てます」
保存容器にしたり、調理中に切った材料を入れるボウル代わりにもなり、活躍の場はたくさん。
テープやシール類はきれいに保管して再利用する
冷蔵庫の横にはってあるのは再利用するためのテープやシール類。「輪ゴムやテープ、保存袋なども買わないので買った食品の付属品をきれいに保管し、使っています」
食品の付属の調味料は最後まで使いきる
納豆の付属タレやソースなどは大切な調味料。「濃い味が苦手なので、料理の味つけに少しずつ使います。残ったらお豆腐のあきパックに立てて保存しておきます」
お気に入りのあき箱は収納として使う
お菓子や乾物が入っていたかわいいあき箱も、小物の収納にぴったり。「スーパーで無料でもらえるビニール袋を入れています。きれいにたたんで入れられるので見た目もすっきり」