とちぎテレビ

5月5日の「こどもの日」を前に、総務省は先月1日時点の外国人を含む15歳未満の子どもの数が1401万人で、43年続けて減少したと発表しました。前の年より33万人少なく、総人口に占める割合は0・2ポイント低下した11・3%となり、人数、割合ともに比較可能な1950年以降最低を更新しました。出生数の落ち込みによる少子化の進行がさらに鮮明になった形です。

総務省によりますと、子どもの数は人口推計を基に算出したもので、男女別でみますと、男子が718万人、女子が683万人でした。3歳ごとの年齢層別では年齢が下がるほど減り、12歳から14歳が317万人だったのに対し、0歳から2歳は235万人でした。また、去年10月1日時点の集計で全ての都道府県で前の年より子どもが減少し、子どもの数が100万人を超えたのは東京と神奈川のみでした。