とちぎテレビ

栃木県警など3つの県警の合同捜査本部は30日までに大麻草を栽培したなどとして、大麻取締法違反の疑いで男4人を逮捕したことを明らかにしました。

宇都宮市の住宅で大麻草362本を栽培したなどとして栃木、福島、愛知の3つの県警は30日までに大麻取締法違反の疑いで、岐阜県可児市の職業不詳、南健久容疑者(40)ら男3人を再逮捕し、東京都墨田区の風俗店従業員、大場友貴容疑者(31)を逮捕しました。

合同捜査本部によりますと、南容疑者など男4人は仲間と共謀して去年12月2日午後8時半ごろ、宇都宮市内の住宅で大麻草362本を栽培し、大麻を含む植物片およそ1295グラムを所持した疑いがもたれています。

この住宅で去年12月、1階のリビングが焼ける火災があり駆けつけた警察官が大麻草を発見しました。ほかにも現場からは光合成を促すためのLEDライトや二酸化炭素の発生剤のほか、液体肥料や扇風機なども見つかり、警察で押収したということです。

捜査本部は、男4人の認否を明らかにしていません。また警察によりますと男らは交流サイト、SNSでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」、「匿流」とみられ複数の拠点で大規模に大麻草を栽培していたとみて全容を調べています。