ホワイトデーや、お世話になった方へ年度末のあいさつ用ギフトを探している人も多いのではないでしょうか? そこで、大容量のアソートボックスから1000円以下で買えるクッキーまで、予算別に選べるおすすめのスイーツギフトを厳選してご紹介。食文化研究家のスギアカツキさんが語ります。

3402円のおしゃれなキャンディ缶&6804円の大容量タイプも

キャンディは、身近なイメージのお菓子のひとつ。しかしながら、普段自分ではなかなか買わないようなおしゃれなアイテムがあったら、童心にかえってウキウキしてしまいませんか? 私のおすすめは、スペイン・バルセロナ発祥のキャンディ専門店「PAPABUBBLE」(パパブブレ)。

【写真】カルディや成城石井でも買える絶品クッキー

ひとくくりにキャンディと言っても実は奥深く、ロリポップ型、金太郎飴風、キャラメル、グミなど様々なアイテムがそろっています。パパブブレの魅力は、いわゆる普段食べているような飴とは食感やフレーバーの豊かさ。特別感をしっかり味わうことができます。

「まとめて買って小分けをしたい」というニーズに応えてくれるような商品もあり、職場や近所で配るのも楽しい時間になるでしょう。

1242円のカラフルかわいいグミ

個人的に最もおすすめしたいのは、グミ。パパブブレの「バブレッツ」というゼラチン未使用のグミは、一度食べたら心に残る濃厚な味わいと食感です。ビジュアルも和菓子のような繊細さと一粒チョコレートのような華やかさがあり、人とかぶりにくいプレゼントになりそうです。

1000円以下で気軽に買える絶品クッキーも

素敵なクッキーは数あれど、私が個人的に長く愛してやまないのが、スコットランド発祥の老舗ショートブレッドメーカー「Walkers」(ウォーカー)。

1898年、ジョセフ・ウォーカーが「世界一のショートブレッド」を目標に掲げ、ベーカリーをオープン。赤いタータンチェックのパッケージがトレードマークで、新鮮なバターをたっぷり(原材料の30%以上)使って焼き上げられます。王道ショートブレッドの原材料は小麦粉、バター、砂糖、食塩のみ。この赤いパッケージを見たことがあるという方もたくさんいらっしゃることでしょう。とにかくほかのクッキーとは一線を画す濃厚な味わいです。

私は小学生のときに初めて食べ、あまりのおいしさに感動。以来最も大好きな市販クッキーとして食べ続けてきたのですが、あまりに好き過ぎて赤いタータンチェック柄のスカートをはいていたほど。そんな懐かしい昔話をしながら、ホワイトデーのお返しとしても活躍させるようになりました。私以外にもウォーカーをこよなく愛するファンは少なくないはずです。

最近ではカルディや成城石井など海外輸入菓子を扱う小売店で気軽に購入できますから、ホワイトデーまで時間がなくて困っているという人にも頼りになる存在でしょう。

身近なキャンディやクッキーにこそ特別な思いを込めて…。感謝の気持ちが伝わるギフト選びの参考になればうれしいです。

 

紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください