つくりおきなどに重宝する保存容器。ですが、場所を取りがちなので収納にストレスを抱えている人も多いようです。そこで、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの宮入京子さんが、キッチンがすっきり片づく保存容器の収納術を紹介します。

保存容器の収納は「フタと容器を別にする」

気がつくと増えてしまいがちな保存容器。まず、自宅の保存容器を全部出し、不要なものがないか確認。「フタだけ」「容器だけ」になっていないか見直してみましょう。使うものだけ厳選したら、フタと容器を分けて収納します。これだけでかなり省スペース化できます。

【写真】保存容器の形・メーカーを統一すれば時短に!

また、ファイルボックスなどを使うとストレスなく出し入れができて、見た目もすっきりします。私は、フタは無印良品のファイルボックスに縦に収納。崩れを防ぐためにブックスタンドで仕きって、取り出しやすくしまいやすい仕組みをつくっています。

同じ形・メーカーで統一するとさらにすっきり

今お持ちの保存容器の形やメーカーがバラバラだとしたら、重ねてコンパクトに収納できるように1種類の形・メーカーに統一するのがおすすめです。そうした工夫をしている商品を、各メーカーも販売しています。また、1種類に統一していれば、容器とフタを分けてスタッキング収納する場合に、簡単にフタを探し当てることができます。

現在私は、プラスチック製の大・中・小3サイズ、耐熱ガラス製の大・中2サイズを使い分けています。フタと容器がそろっていなかったり、古くなっている場合は思いきって処分し、買い替えの検討を。

無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」は安価で、洗いやすく、いつでも買いたしできるのがメリット。スーパーなどで売っている「ジップロック」も定番品なので、古くなったときに同じものを買いたしできて、重ねて収納できるのでおすすめです。

今回紹介した保存容器の収納方法が、皆さんのキッチンがすっきり片づくお手伝いになればうれしいです。