ESSEonlineに掲載された記事のなかから、3月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

女性らしく美しい服選びが人気を集める、セレクトショップ「Daja(ダジャ)」のディレクター・板倉直子さん。

好評発売中の『別冊天然生活 大人の悩みにこたえるおしゃれ』では、これまで着ていた服が似合わなくなった、無理せず若々しく見せたい…といった大人ならではのファッションの悩みに答えています。ここでは、普段のスタイリングがぐっとすてきになるコツを教えてもらいました。

※記事の初出は2023年3月。内容は執筆時の状況です。

今までの服が似合わなくなってきて、なにを着たらいいのかあせっています

トップスもボトムスもジャストサイズのコーディネートは、なんだかちょっと「少し前」という印象に。

「これらの服を手放す必要はなく、トップスかボトムス、どちらかをボリュームがある服にしてみてはいかがでしょう」と提案してくれた板倉さん。

 

●提案1:ボトムスを変えてみる

手始めにボトムス。上の写真のようなマリンパンツやキュロット、ガウチョパンツなど。ボリュームのあるボトムスを合わせると、ワンツーコーディネートにもメリハリが生まれ、今風のバランスになります。

なお、上下ジャストサイズな組み合わせでも、ロングカーディガンやコートなどのインに着れば、まだまだ活躍させられると思いますよ。
 

●提案2:Tシャツやブラウスはワンサイズ大きめを選ぶ

「カットソーを買うとき、私も5年前まではジャストサイズのSを購入していました」と板倉さん。「入るのであれば、小さめを選びたい」と思うのが女心。

「でもいまはMサイズを選ぶようにしています。ほんの数センチの差ですが、肩のラインが少し落ちたり、袖まわりに余裕ができたりして、自然な抜け感が生まれます」

●提案3:白の代わりにベージュを選んでみる

着こなしのベースカラーといえば、黒、グレー、紺、白といったところ。どうしてもマンネリになりがちです。でもそこにベージュを加えてみると、とたんに優雅で上級者っぽい印象に。

「黒+ベージュ、紺+ベージュといった組み合わせは、ヨーロッパの大人の女性たちにもおなじみな色合わせです」