64歳・ひとり暮らし。「8.5畳」の空間を最大限有効に使う4つの工夫
人生100年時代。年齢を重ねてもゆとりある日々を過ごしたい…と思ったことはありませんか。そこで、大切なお金を賢く使って豊かな暮らしをしている人をクローズアップ。今回は、人気ブロガーのえりさん(64歳)の暮らしぶりをご紹介。8.5畳のひとり暮らしの空間には、スッキリ暮らすための工夫が随所に光っていました。
できるだけスッキリと暮らすために、空間の使い方を工夫
「ミニマリスト」に憧れてるんですというえりさん。なかなか極限までものを減らすのは難しいですが、空間を最大限有効に使う工夫は随所に光っています。
「探しものばかりの暮らしはストレスだし、身軽でいたい。広すぎないほうが、片づく気がします」
●机下にユニット収納。目隠しは「季節ごとに変更」
デスク下にも半透明扉のユニット収納を入れて、つっぱり棒にマリメッコのブランケットをかけて目隠し。両側の茶色いものは机の脚ではなく、じつはマットレス!
「敷くんじゃなくて防音対策。夜型で朝が苦手なので、ここに頭を突っ込んで寝ると静かなんです(笑)」
目隠し用にかけているブランケットは冬用なので、寒くなったらソファーにかけてあるケットと交換します。
写真右手にある長いものはお布団。夜になったら広げて、デスクのほうに頭を向けて寝ます。
押し入れは、調理器具の下まで収納に!
押し入れの整理に大活躍しているのが、100円ショップで買ったストライプや水玉柄の収納袋。
「夫の遺品のなかでも、残しておきたいものを入れました。押し入れの整理にも使ったら、まあ便利!」
さらにキッチンにも収納をプラス! 小さな生活空間だからこそ、すき間を有効活用しています。
ガス台を設置するスペースに「IHクッキングヒーター台」を設置し、上にIHクッキングヒーター、下には100円ショップで買ったプラスチックケースを設置。
「書類ケースなんですが、2つがぴったり収まりました!」
透けるタイプのユニット収納は前面をすべてマリメッコ柄のアイテムに!
立方体を自由に組み合わせられるユニット収納は、いずれ引き継ぐつもりでご主人のために買ったもの。半透明の扉のおかげで圧迫感もありません。中にはこまごましたものを入れていますが、一番扉寄りの前面にはお気に入りのマリメッコ柄のトートバッグやポーチを置いて。透ける特徴を活かしたユニークなアイデアです。
「こんなにたくさん、マリメッコのバッグだなんて、って思うでしょ? 買うと高価ですもんね。じつはこれ、自作なんですよ」
ポーチやトートバッグのいくつかは雑誌の付録ですが、それ以外のものは、既成のバッグにマリメッコの布地を手芸用の糊『裁ほう上手』で貼りつけただけ!