首位インテルに敗戦も…デ・ロッシ新監督「ポジティブな手応えを感じている」

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 ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ新監督が、インテル戦を振り返った。10日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ローマは、現地時間1月16日にジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表し、新監督にはクラブの“レジェンド”であるデ・ロッシ氏を招へい。デ・ロッシ監督就任後、ここまで3戦全勝と好調を維持している中、セリエA第24節でインテル戦を迎えた。17分に先制点を奪われたローマだったが、28分にはジャンルカ・マンチーニ、44分にはステファン・エル・シャーラウィがゴールを決めて逆転に成功。しかし、49分にマルクス・テュラムに同点弾を奪われると、その後に2失点を喫し、2−4で敗戦となった。

 チームを率いるデ・ロッシ監督は試合後、「この試合からはポジティブな手応えを感じている。ほぼ互角だったと思うし、選手たちを誇りに思っている。スタジアムにいたファンもそれを認めてくれていた。私たちは正しい道を進んでいる」と選手たちに賛辞を送りつつ、自信を示した。

 その一方で、デ・ロッシ監督は「後半開始時には11人の選手がレベルを下げた。インテル相手にそんなことをしたら負けるだろう」とハーフタイム明けのパフォーマンスに苦言を呈し、さらに「完璧になりたいなら、敗北を分析しよう。インテル相手に決して苦しまないと考えることは理想郷だ。しかし、私たちはプレスを続けなければならなかったし、そうしないと決してゴールを奪うことはできない。同点にされた時と、勝ち越し弾を許した時は混乱してしまった」と続け、反省点を口にした。


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