LEOC、初競りマグロの握り寿司を社員食堂で販売

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給食サービス企業のLEOCは1月5日、同社が受託運営するサッポロ不動産開発の社員食堂「YEBISU GARDEN CAFE」で、初競りマグロの握り寿司15貫を1貫550円で販売した。

LEOCの宮沢泰成上席執行役員は、イベントの開催理由について「YEBISU GARDEN CAFEは、社員の方以外に一般の方も利用できる食堂だ。縁起物の初競りマグロを、多くの方に楽しんで欲しい思いで実施した」と語った。

寿司ネタに使われたのは、黒いダイヤとも称される青森県大間産の本マグロ。LEOCを傘下とするONODERA GROUPが豊洲仲卸のやま幸の協力のもと、同日の初競りで最高値となる1億1424万円で落札した。寿司は、日本の伝統食を提供する同グループの「銀座おのでら」の職人が握った。

握り寿司の販売が始まると、初競りマグロを待ち望む喫食者の行列ができ、すぐに終売した。

握り寿司を待つ喫食者

同イベントの感想を宮沢上席執行役員に尋ねると「食べた方々が嬉しそうな顔をしていたのが印象的だった。写真を撮っていた方も多く、良い思い出になったと思う」とコメントした。

また、YEBISU GARDEN CAFEを運営するLEOC東京BI第3事業部の山本宗平部長に話を聞くと「利用者の中には、YEBISU GARDEN CAFEを運営しているのが当社だと知らない方もいると思う。本日のイベントで知るきっかけになったのではないか。今後も、認知度の向上につながるイベントを実施したい」と展望を語った。

初競りマグロの握り寿司は、「銀座おのでら」12店舗の他、同グループの傘下の有料老人ホーム「ONODERA ナーシングヴィラ」の入居者にも振る舞われた。