「2024年こそは海外旅行を楽しみたい!」と考えている方も多いはず。どこが良いでしょうか? 海外で注目されているアクティビティやスポットを4つご紹介しましょう。

↑さあ、どこへ行きましょう?

 

1: ヘリコプターグランピング

↑キャンプがぶっ飛んだ(画像提供/Glampinghelicopter.com)

 

「グラマラスなキャンプ」の言葉から生まれた、グランピング。テントやキャンプ道具を用意しなくても気軽に(しかも豪華に)キャンプを楽しめる体験をいいます。そんなグランピングとヘリコプターを組み合わせてしまったのが、米国の「ヘリコプターグランピング」。

 

ヘリコプターを改造して、その中には豪華なベッドやリビングスペースが設置されています。ラグジュアリーな部屋のまま飛行するような特別な体験をできそうです。このヘリコプターグランピングは、2024年第1四半期に始まる予定で、費用は明らかにされていませんが、事前予約を受け付けています。

 

2: ナイアガラの滝で皆既日食

↑ナイアガラで超特別な皆既日食を

 

2024年の天体イベントの一つが、4月8日の皆既日食。米国やカナダで見ることができるため、北米各地で皆既日食のイベントが開催される予定。その中には、NASAがニューヨーク州のナイアガラの滝で開催する皆既日食のイベントがあります。ナイアガラフォールズ公立図書館、ナイアガラ水族館などの会場で、無料でこの天体イベントを楽しもうと企画されているのです。壮大なナイアガラの滝とともに、皆既日食を楽しむなんて、なかなかできない組み合わせ。2024年に起きる日食は全部で3回ありますが、残念ながらどれも日本では観測できません。チャンスがあれば、このタイミングに合わせて北米旅行を楽しんでみては?

 

3: ラスベガスの新名所でコンサート

↑目玉が飛び出るライブを

 

2023年に米・ラスベガスに誕生したのが「Sphere(スフィア)」と呼ばれるアリーナ。総工費23億ドル(約3300億円※)をかけた巨大な球体型のつくりで、ドーム状の内部は高解像度のスクリーンになっており、まるで巨大なプラネタリウムといった感じ。ステージ上でのパフォーマンスはもちろん、ドームの空間全体まで演出してしまう画期的なエンターテイメント施設です。そんなエンタメ界の話題をさらった同施設で、こけら落としを行ったのがU2。ドーム状のスクリーンで演出された圧倒的な世界観に、世界中で話題となりました。

※1ドル=約143.6円で換算(2023年12月19日現在)

 

2024年はNHL(北米アイスホッケーリーグ)のドラフト会議と、ロックバンド「フィッシュ」のコンサートが予定されています。そんなSphereは、ドームが完成した翌日の四半期財務報告書で9840万ドル(約141億円)の損失を報告。チケットの販売は含まれていないとはいえ、収支の金額も半端ない大型施設の行方に、世界が注目しています。

 

4: ツール・ド・フランスのクルーズツアー

↑今までと違う楽しみ方を

 

毎年7月にフランスとその周辺を舞台に繰り広げられる自転車ロードレース、ツール・ド・フランス。自転車好きの方なら、2024年大会の観戦と、自身もサイクリングを楽しめてクルーズもできてしまう、Thomson Bike Tour社のツアーはいかがでしょう?

 

例えば、13日間のサイクリング&リバークルーズの旅。ツール・ド・フランスの観戦を楽しんだら、そのままツアーの参加者もサイクリングの旅をスタート。最後は船に乗ってクルーズを楽しみ、ゆったりと過ごすプランです。

 

2024年の夏にはパリオリンピックが開催されるため、ツール・ド・フランスのゴール地点が例年のシャンゼリゼ大通りではなく、ニースに設定されています。これまでにない珍しい大会を、いつもと違う形で楽しめる旅になるかもしれません。

 

定番観光地をめぐるだけのありきたりの旅行に飽きた方は、こんな一味違う海外旅行を計画してみてはどうでしょうか?