小野伸二がともにプレーした「同僚の最強ウインガー」5名
今シーズン限りで現役を引退することを表明した小野伸二。『DAZN』で放送されるアジアカップでは解説者として出演する予定となっている。
彼が欧州でプレーしたフェイエノールトとボーフムから、「チームメイトだった最強のウインガー」を5名選んでみた。
ロビン・ファン・ペルシー
小野伸二とともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:オランダ
アーセナルに移籍したあとにストライカーへと魔改造され、世界最高クラスの点取り屋となったファン・ペルシー。ただ、小野伸二と同僚だった若い頃は左利きのウインガーとしてプレーしていた。
とにかくボールを持ってドリブルを仕掛けるプレースタイルを持っており、ワガママなタイプのエゴある選手だった。その強みがストライカーとしては生かされる結果になったといえる。
ボナベントゥール・カルー
小野伸二とともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:コートジボワール
1997年にASECミモザからフェイエノールトに加入したコートジボワール人ウインガー。柔らかいドリブルを得意とし、前線の様々な場所でプレーできる器用さも持つ選手だった。2005年にはあのパリ・サンジェルマンに移籍したことも。
フェイエノールトではレギュラーとして6シーズンを過ごし、主力として高く評価された。そして、彼を訪ねてコートジボワールから渡ってきた弟はさらに素晴らしい選手で…。現在はコートジボワールのパウア市長を務めている政治家。
サロモン・カルー
小野伸二とともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:コートジボワール
ボナベントゥール・カルーの弟であるサロモン・カルー。兄と同じASECミモザから2003年にフェイエノールトへと加入し、エクセルシオールへのローン移籍を経て実力を証明した。ディルク・カイトとともに「K2」とも呼ばれる名コンビを形成した。
豊かなスピードを生かした仕掛けと得点力が武器で、オランダリーグでの実績から2006年にはチェルシーへと引き抜かれた。イングランド・プレミアリーグでも屈指のアタッカーとして活躍。
ブレット・エマートン
小野伸二とともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:オーストラリア
サイドバックを本職としているブレット・エマートンであるが、フェイエノールト時代はサイドアタッカーの印象が強い。パワフルかつエネルギッシュで、攻守に渡って激しいプレーを繰り広げた。
2003年にはブラックバーン・ローヴァーズへと移籍し、プレミアリーグでも長く活躍。オーストラリア代表ではワールドカップに2回出場し、日本戦での大逆転勝利も経験している。
イヴォ・イリチェヴィッチ
小野伸二とともにプレーしたクラブ:ボーフム
国籍:クロアチア
ボーフムに所属していたときはまだ20代前半だったイリチェヴィッチ。小野伸二とともにチームメイトだったボーフムではグロイター・フュルト、カイザースラウテルンへのローン移籍も経験するなど決して重要な存在とは言い難く、ほとんど一緒にはプレーしていない。
しかしカイザースラウテルンでは2部リーグ優勝などを経験するなどブレイクを果たし、クロアチア代表にも出場。そしてハンブルガーSVに移籍して2016年までプレーしている。