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 ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、週末の総会の壇上にてスーパーリーグ、VAR、昨季最終節で優勝を逸した事など、多くの話題について言及。以下、概要と発言内容をまとめていく。

…昨季最終節で優勝を逸した事について:「人生最悪の日で一晩中眠れなかったよ。これでクラブを傷つけ、破滅させてしまう恐れさえ感じたのだが、しかし一方でこれも克服できる力があるという希望も持ち合わせていた。それが今は実際に見受けられている。長きに渡りメディアから経験したことにないほど集中砲火を浴びてきたが、ただできるならば我々を単に破壊しようとするのではなく、分析的なアプローチをお願いしたいところだ。我々はあくまで分析的であり、一致団結しており、それは非常に重要なこと。例えばハーラーの病気に対していかにクラブとして団結していたことか」

…ドルトムントへの期待値について:「我々は常に現実から目を背けてはならない。それが時に容易ではないこともあるが。実際に現実的な期待を見失ったクラブの立て直しというのはなかなか難しいものがあるよ。シャルケを見てほしい。これは決して悪意なくあげる話だが、彼らはほんの数年前までブンデス2位で、我々との戦いについて熱く書かれた記事もさほど昔の話ではない。だがうまくいかなかった。この世界では現実主義を一貫し続けることが本当にむずかしところだが、それは非常に有効的なもの。重要なことは何をもたらし、もたらされるかということ。バランスだ。

…今季ここまでの戦いについて:「12試合で勝ち点24と確保している。おそらくあと2・3の上増しは期待できただろうか。(ただ昨年ウニオンが勝ち点26で首位に立っていたのとは、状況が全く異なる展開に)粗探しをする必要も特にはないだろう。CLについては(死の組ということで)展開がまったく読めないものだ。いろんな可能性がまだまだ残されている」

…ドルトムントでの自身の存在感の薄さへの批判:「四六時中、私はドルトムントのことを考えているが、ただそれでもいつかは経営陣から離れる時もくるものだよ。それはトレース氏やクラマー氏、ケール氏らについても同様だ。彼らにはそれぞれに意思決定ができるべきだし、それは存在感の薄さどうこうとはまったく関係のない話だよ。むしろ逆だ。信頼の話だ」

…ブンデスリーガが海外に戦略的パートナーを模索することについて:「決してドイツサッカーの価値観を失うことなく、あくまでブンデスリーガを売却などせぬよう。そんなことは決してしない。サウジでのスーパーカップ開催など必要ないし、試合開始時間の追加も必要はない。」

…VARについて:「ドイツサッカーリーグ機構に専門家グループを招集し、それに対処していくつもりだ。私個人的な経験としてだが、ホッフェンハイム戦はVARなしで行われてより開放的な気分になっていたのは確かだね」

…スーパーリーグについて:「ボルシア・ドルトムントとスーパーリーグは何も関係はない。何があってもね」

…CL改革について:「新しいことが即ち悪いことのように拒否しないよう気をつけるべきだ。この新しいフォーマットはより興味深いものとなっており、エキサイティングなものとなるだろう。グループフェーズには 8つの異なるフォーマットがある」

…4年ごと32クラブ参加で開催される2025年のクラブワールドカップについて:「ぜひ我々も参加したい。最初に参加するというのは歴史的なことだからね。1500万ユーロの利益は見込めるだろう。」

…移籍金の含めない額としてはクラブ最高額の4億1,820万ユーロの売上高(955万ユーロの黒字):「 我々は幸運にもコロナ禍をうまく乗り越える事ができたし、コロナ前と同様にコロナ後も利益を計上している。しかも初年度から。(株価はコロナ前の水準より大きく下回るが)次回配当金を支払うという確固たる目標がある。我々は完全に借金のないスタジアムを持っており、土地と不動産を所有しており、それがいかに価値があるかが毎年分かるチームを持っている。」