神戸の新名所になるぞ〜!

湾岸線延伸部の橋梁構造が決定 発注へ

 阪神高速道路は2023年11月22日(水)、 吉田光市社長の定例会見にて、5号湾岸線の延伸部にあたる「大阪湾岸道路西伸部」の海上長大橋について橋梁構造を決定し、発注に向けた準備を進めていることを発表しました。


神戸港を横断する「大阪湾岸道路西伸部」のイメージ(画像:浪速国道事務所)。

 大阪湾岸道路西伸部は、5号湾岸線を六甲アイランド北から西へ、神戸港を横断して31号神戸山手線に接続する駒栄ランプまで延伸させる14.5kmの事業です。六甲アイランド、ポートアイランドといった人工島などをそれぞれ長大橋でつないでいきます。

 今回、構造が決まったのは新港航路・灘浜航路をまたぎ六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ橋梁です。有識者会議の検討を経て8月に基本構造が決定し、11月1日に発注へ向けた公示を行ったとのこと。

 橋長は2739m、4つの主塔から斜めにケーブルが伸びる「7径間連続4主塔鋼斜張橋」で、主塔の高さは橋脚から213mになります。船が往来するため、代表的な橋脚で桁下70mが確保されます。神戸の新たなシンボルとなるべくデザインされています。

 阪神高速道路は今後手続きを進め、「技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)」にて2024年第二四半期に建設契約を結ぶ予定ということです。