X(旧Twitter)代替アプリとして登場したThreadsがAPIの開発に取り組んでいることを明かす、サードパーティーアプリが登場する可能性

MetaでInstagramの責任者を務めるアダム・モセリ氏が、X(旧Twitter)の代替SNSとして登場したThreadsでAPIを導入する計画があることを明かしました。ThreadsのAPIが登場すれば、Meta以外のサードパーティー開発者でもThreadsのクライアントアプリを開発できるようになる可能性があります。
Instagram head says Threads API is in the works | TechCrunch

Threads third-party app support could become a reality - The Verge
https://www.theverge.com/2023/10/28/23936093/threads-creating-api-third-party-app-support-instagram-meta-tweetdeck
Threads上であるユーザーがPlatformerのケイシー・ニュートン氏に対して「TweetDeckのThreads版のようなものはありませんか?」と質問したところ、ニュートン氏が「いいえ、まだAPIが存在しないためありません」と回答しました。
投稿者: @crumbler Threadsで見る
このニュートン氏の投稿に反応したのがMetaでInstagramの責任者を務めるアダム・モセリ氏。同氏は「我々はまさにAPIに取り組んでいます。ただし、APIが実現するとパブリッシャーのコンテンツが大幅に増加し、クリエイターのコンテンツがあまり増加しなくなることを懸念しています。それでも解決策はあるように思えます」と投稿し、ThreadsでAPIをサポートすることを計画していると認めました。
投稿者: @mosseri Threadsで見る
ThreadsのAPIが登場すれば、Threadsのサードパーティーアプリを開発したり、他SNSにあるリストや特定のトピックをフォローする機能といった「今のThreadsに欠けている機能」を追加したクライアントアプリを開発したりできる可能性があると、海外メディアのThe Vergeは指摘。
また、XやRedditといった大手ソーシャルプラットフォームがAPIを大幅にポリシーを変更し、サードパーティークライアント開発者の締め出しを行っているため、クライアントアプリの開発者がこれらの人気ソーシャルプラットフォーム以外のクライアントアプリの開発に移行しています。例えば、Tweetbotの開発者はMastodon向けのクライアントアプリであるIvoryを開発している模様。一方で、Threadsの月間アクティブユーザー数は1億人近くいることをマーク・ザッカーバーグ氏が明かしており、MastodonやBlueskyといったX代替SNSと比べると、Threadsは特に魅力的なSNSであるためクライアントアプリの開発者を引き付ける可能性は十分にあります。
モセリ氏はThreadsをオープンソーシャルメディアプロトコルのActivityPubと統合するべく取り組んでいます。実際にActivityPubのサポートがスタートすれば、MastodonやRedditの代替LemmyなどのActivityPubをサポートしている他プラットフォームからの投稿も含まれるFediverseフィード上で、Threadsの投稿を表示できるようになる可能性があります。
