夏本あさみ「SMAPに会える道が見つからない」/テリー伊藤対談(1)

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 アイドル時代を経て、現在はグラドルとして活躍中の夏本あさみ。特技の軟体を生かしたポージングが堪能できる写真集やDVDも大人気だ。「好きな人には自分から絶対アピールする」という積極性の持ち主で、UMAJOでもある彼女を天才テリーはどう乗りこなすのか!?

テリー 京都出身?

夏本 はい、すっごい観光地ど真ん中のところです!

テリー いいねぇ、京都にはいつまでいたの?

夏本 20歳までいました。

テリー ということは?

夏本 高校を卒業して、大阪のエステの専門学校を卒業してから上京しました。

テリー それはアイドルになりに来たんでしょう?

夏本 そうですね。専門学校の時に心斎橋でスカウトしてもらって、当時の事務所の方が「ぜひ東京へ来てください」って言ってくださったので、「卒業したら行きます」って言って。

テリー それで上京して、「ハート×ストリングス」と「放プリユース」というグループにいたんだ。放プリはどのぐらいいたの?

夏本 1年ぐらいです。

テリー あ、そんなもんなんだ。何人組?

夏本 私がいた時は8人ぐらいです。

テリー いちばん人気だったんでしょう?

夏本 いえ、それが全然人気なくて。メッチャ音痴なんで、歌わせてもらえへんで、端っこで踊ってました。

テリー あ、そうなんだ(笑)。でも、レコーディングもあったんでしょう?

夏本 ありましたけど、メッチャ修正されて入ってました(笑)。

テリー アハハハハハ。それ、ファンの人は「あさみちゃんにもっと歌わせろ」とか文句言わないの?

夏本 ファンの方も私が音痴ってわかってたんで、「しょうがないね」みたいな感じでした。

テリー ファンも諦めてたんだ。

夏本 最初のライブの時に、私が歌ったら、会場がザワザワして、あとでツイッターで調べたら、「1人ヤバい子いた」みたいな(笑)。

テリー その時はソロの部分があったんだ。

夏本 初めての時はあったんですけど、ハズしまくって、そこから一切歌えなかったです。「もう歌はやめとこう」みたいな。

テリー そう大人に言われたんだ。「踊ってればいいから」って。じゃあ、「もうここにいてもしょうがないな」って思った?

夏本 というより私、幼稚園の時からSMAPが大好きで、SMAPに会いたくてアイドルになったんです。番組で共演できる機会があるかもしれないなって。

テリー ああ、そういうことか。向こうもアイドルだし、まぁ仲間だもんな。

夏本 はい。でも、このままじゃSMAPに会えへんなと思って(笑)。

テリー 仲悪かったの?

夏本 メチャよかったです。

テリー じゃあ、例えばみんなで「もっとグループをビッグにしてやろう」とか。

夏本 うーん、それはちょっと難しいかなって。SMAPに会えるルートが全然見出せないなって思ってました。

ゲスト:夏本あさみ(なつもと・あさみ)1993年、京都府生まれ。アイドルグループ「ハート×ストリングス」、「放プリユース」の活動を経て、グラビアアイドルに。AbemaTV(現ABEMA)の「全日本グラドル柔軟女王コンテスト」優勝、「ミスiD 2019 動物園賞」受賞、「ハイレグが似合いそうなグラドル総選挙」でも優勝し、“令和のハイレグクイーン”の称号を手に。6月に初の書籍写真集「ラストシーン」(KADOKAW A)発売。最新DVD「妄想スキャンダル」(エアーコントロール)発売中。