記者会見でポーズを決める柏原収史(4日、台北市、風雲飛影芸提供)

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(台北中央社)俳優でミュージシャンの柏原収史が4日、台北市内で記者会見を開き、台湾メディアと対面した。柏原はお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実らと結成したバンド「鶯谷フィルハーモニー」の台湾公演を来年中に予定していることを明かし、台湾のロックバンド「メイデイ」(五月天)との交流に意欲をみせた。

柏原の訪台は2009年以来14年ぶり。1999年には兄の柏原崇らと組んだバンド「No'where」として台北市内でコンサートを開き、3万人のファンを魅了した。

今後、芸能活動の中心を台湾に移す予定だという柏原。初訪台時に台湾のファンから大きな歓迎を受けた印象がいまだに強く残っていると話し、「僕にとっては台湾が第二の故郷だと思っている。また来れてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

鶯谷フィルハーモニーで台湾公演を開こうと考えた理由については、以前台湾でコンサートを開いた際の楽しい記憶があるのに加え、タイやベトナムの音楽フェスには参加したことがあるものの、台湾ではまだパフォーマンスを披露したことがないため「ぜひやりたい」と考えたからだと明かした。

台湾でコラボレーションしたい歌手を尋ねられると、「メイデイ」と即答。自身がバンドだけでなく、個人でも音楽活動をしていることに触れ、「一緒に音楽を作れたら面白いかな」と期待を寄せた。その上で「うちのバンドだと(共演は)恐れ多い」といたずらっぽく笑った。

(葉冠吟/編集:名切千絵)