【海外発!Breaking News】一方通行の針毛を持つヤマアラシを飲み込んだヘビ、吐き出せず悲劇の結末に(イスラエル)
イスラエル自然・公園局のアヴィアド・バーさん(Aviad Bar)が今月3日、Facebookに投稿したヘビとヤマアラシの写真が話題となっている。ヘビはヤマアラシを飲み込んだのだが…。双方に過酷な運命が待っていたようだ。イスラエルのニュースサイト『The Jerusalem Post』などが伝えた。
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イスラエル中部のショハムにあるドッグパーク近くで3日、ヤマアラシを飲み込んだまま動かずにいる大きなヘビが、犬の散歩に来ていた複数の人に目撃された。
爬虫類の研究をしている生態学者アヴィアド・バーさんが現場を訪れたところ、ヘビはナミヘビ科で無毒のブラック・ウィップスネーク(Dolichophis jugularis)であることが判明した。
アヴィアドさんの分析によると、ヘビはヤマアラシを飲み込もうとしたものの、すぐに大きな間違いをしたことに気付き吐き出そうとしたという。ところがヤマアラシの針毛は一度刺さると抜けにくい“一方通行”の構造のため、ヘビは針毛が口に刺さったまま動けなくなってしまったというのだ。
アヴィアドさんは「ヘビの口には多数の穴が開いていた。ヤマアラシを飲み込んで数日が経過していたのではないか」と推測し、現場に到着した時、ヤマアラシはすでに腐敗が始まっていたことを明かした。またヘビはかろうじて生きてはいたものの、数日後に死んでしまったという。
なおイスラエルには41種のヘビが生息しており、そのうち9種が有毒だという。今回発見されたブラック・ウィップスネークは、同国では最長で大きいものでは2.7メートル超(9フィート)になり、ネズミなどの小型哺乳類、トカゲ、鳥などのほかに有毒のヘビも食べるそうだ。
イスラエルではヘビもヤマアラシも保護動物に指定されており、同国に生息する3種のヤマアラシは、昆虫、小型哺乳類、ヘビを含む爬虫類を食べるという。
ちなみに昨年9月にはアメリカで、外遊びが大好きなオスの飼い犬が庭にいたヤマアラシに襲われ、8日後に息を引き取っていた。ヤマアラシの硬くて鋭い針毛が心臓に達していたという。
画像2〜6枚目は『Aviad Bar 2023年8月3日付Facebook「קיפודים מאוד אוהבים לנשנש נחשים.」』『The Jewish Press 2023年8月7日付「Watch Black Whip Snake Dying after Trying to Devour a Hedgehog in Shoham」(Photo Credit: Aviad Bar / Nature and Parks Authority)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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イスラエル中部のショハムにあるドッグパーク近くで3日、ヤマアラシを飲み込んだまま動かずにいる大きなヘビが、犬の散歩に来ていた複数の人に目撃された。
アヴィアドさんの分析によると、ヘビはヤマアラシを飲み込もうとしたものの、すぐに大きな間違いをしたことに気付き吐き出そうとしたという。ところがヤマアラシの針毛は一度刺さると抜けにくい“一方通行”の構造のため、ヘビは針毛が口に刺さったまま動けなくなってしまったというのだ。
アヴィアドさんは「ヘビの口には多数の穴が開いていた。ヤマアラシを飲み込んで数日が経過していたのではないか」と推測し、現場に到着した時、ヤマアラシはすでに腐敗が始まっていたことを明かした。またヘビはかろうじて生きてはいたものの、数日後に死んでしまったという。
なおイスラエルには41種のヘビが生息しており、そのうち9種が有毒だという。今回発見されたブラック・ウィップスネークは、同国では最長で大きいものでは2.7メートル超(9フィート)になり、ネズミなどの小型哺乳類、トカゲ、鳥などのほかに有毒のヘビも食べるそうだ。
イスラエルではヘビもヤマアラシも保護動物に指定されており、同国に生息する3種のヤマアラシは、昆虫、小型哺乳類、ヘビを含む爬虫類を食べるという。
ちなみに昨年9月にはアメリカで、外遊びが大好きなオスの飼い犬が庭にいたヤマアラシに襲われ、8日後に息を引き取っていた。ヤマアラシの硬くて鋭い針毛が心臓に達していたという。
画像2〜6枚目は『Aviad Bar 2023年8月3日付Facebook「קיפודים מאוד אוהבים לנשנש נחשים.」』『The Jewish Press 2023年8月7日付「Watch Black Whip Snake Dying after Trying to Devour a Hedgehog in Shoham」(Photo Credit: Aviad Bar / Nature and Parks Authority)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)