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 ボルシア・メンヒェングラードバッハはこの夏をもって退団したラース・シュティンドルの後任として、先発GKヨナス・オムリンを指名したことを明らかにした。7年間勤めた元ドイツ代表MFの後を受けるスイス人選手は、今年1月に長年先発を務めたヤン・ゾマーの後釜として加入したばかり。「そこでヨナスはすぐに、真のリーダーであることを示していたよ」と、同じスイス出身のジェラルド・セオアネ新監督はコメント。

 またスイス代表4試合の経験をもつ29歳は「この役割を任せてもらえることは、僕にとって本当に名誉なことだし、とても感謝している。新たなこの役割をとても楽しみにしているけど、でもそれは決して1人で務まるものでもないんだ。だから副主将や選手評議会に、経験豊富な力強いリーダーが近くにいてくれることが嬉しい」とコメント。

 なお副主将にはドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルとフロリアン・ノイハウスの2人が、トニー・ヤンシュケ、クリストフ・クラマー、アラサン・プレア、そして板倉滉らとともに、新たな選手評議会形成。セオアネ監督は、「チームとクラブに責任を持つ意思と能力のある経験豊富な選手たちがいることは重要なことだ」と、選出に胸を張った。

オムリン、肩の負傷でテストマッチは交代

 奇しくも古巣モンペリエとの土曜日に行われたテストマッチより、キャプテンデビューを果たすことになったオムリンだが、「以前の仲間に再会できて嬉しかったよ」という喜びも束の間、前半19分のプレーで肩を負傷。短い治療を受けたのち、いったんはプレーを続行したが、ハーフタイムで交代した。セオアネ監督は「念の為だ。これからを考えリスクはおかしたくはなかった」と説明。そもそも最近「肩に問題があった」ことも明かしている。(8月5日追記)

Our new captain

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- Gladbach (@borussia_en) August 4, 2023