手間も時間もかかる料理は、家事のなかでも負担に感じる人が多くいます。50代になって、料理に対する姿勢が変わったという整理収納アドバイザーの大木聖美さんに、ラクするための工夫を教えてもらいました。

50代からの「料理」はメリハリをつけて楽しむ!

毎日の食事づくりの負担は減らしつつ、やってみたかった時間のかかる料理に挑戦するなど、メリハリをつけています。

●自分だけが食事づくりするのをやめた

・ホットサンドは各自でつくるスタイル

「以前の休日ランチは麺類が定番でしたが、ホットサンドにきり替えました」

野菜とチーズ、ハムなどの具材だけ用意しておき、自分の好きなタイミングでつくって食べるスタイルに。

1品でボリューム満点!

●仕事帰りのまとめ買いをやめた

・週1回の宅配とこまめな買い出しに

まとめ買いは、重い荷物を運ぶのも食材の管理も負担に感じるようになり、牛乳や卵、冷凍食材などを宅配に。「あとは運動がてらのこまめな買い出しにし、気持ちも軽くなりました」

●おかずをたくさんつくるのをやめた

・具だくさんみそ汁があればOK!

ナス、白菜、大根など、野菜をたくさん加えたみそ汁があれば、おかず1品とご飯だけでも栄養バランスよし。「魚のおかずのときは、豚肉たっぷりの豚汁にすれば、家族も大満足です」

・留守にするときはレトルトカレーのバイキング!

留守にするとき、カレーなどをつくりおきするのをやめ、レトルトに。「防災用も兼ねていろんな種類を買っておき、好きなものを食べてもらうようにしたら、選ぶ楽しさもあって好評」

●あいた時間で手づくりを楽しむように

毎日の食事づくりの負担を減らして余裕が生まれた分、以前から興味のあった手づくりに挑戦。

「自分でつくったものは味わい深く、料理の楽しさを再認識しました」