画像共有サービス「Imgur」が不適切画像の削除へ注力する

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米国の画像共有サービス「Imgur」。画像をアップロードし他のユーザーに向け公開できるサイトだ。日本ではインターネット掲示板「5ch」(旧2ch)のユーザーに広く利用されている。ここが、2023年4月19日(現地時間)に利用規約の更新を発表した。

新規約では、ポルノコンテンツなど特定の画像の投稿を削除するという。5月15日に施行する。

コミュニティー外の共有OKだったが

Imgurにアカウント登録しているユーザーは、投稿した画像をサイト内のコミュニティーに公開し、他のImgurユーザーに共有できる。

アカウントを所有していないユーザーも、画像投稿は可能だ。この場合、Imgur内のコミュニティーには画像を共有できない。一方で投稿した画像のURLを取得し、外部のネット掲示板など、Imgur外のユーザーに共有できる。

Imgurの新たな利用規約の説明ページによると、5月15日以降、同サイトでは「ヌード」「ポルノ」「性的に露骨なコンテンツ」の削除に重点を置くという。また、アカウントを所有していないユーザーから投稿された画像のうち、古いものやあまり利用されていないコンテンツも削除するとのことだ。

同ページによると、これまではImgurへのわいせつな画像の掲載自体は認められてきた。ただし、Imgur内コミュニティーへのポルノ画像の投稿は禁じられている。つまり、外部サイトへ共有する目的での、わいせつ画像の投稿は可能だったのだ。

5月15日からの新規約では、Imgur全体でルールを統一し、わいせつ画像の投稿そのものを禁止する。ユーザーがアップロードした画像が利用規約に反すると判断された場合、ユーザーのアカウントにその旨が通知され、自動的に削除されるとのことだ。

一方で「芸術」を主旨とするヌード画像の投稿は、例外的に認められるとしている。