ビヨンセ・ノウルズ

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 9月2日、デスティニーズ・チャイルド解散以来、ソロとしては初の来日を果たしたビヨンセ。翌3日には、サマンサタバサジャパンリミテッド本社にて来日記者発表会見を行い、サマンサタバサの秋冬新作紹介や、自身25歳の誕生日である9月4日に発売となるセカンドアルバム「B'DAY」についてなどを語った。

 そしていよいよ9月4日、日本武道館に1万人のファンを無料招待してのバースデーパーティ“HAPPY B'DAY PARTY”が開催された。サマンサタバサジャパンリミテッド寺田氏の挨拶の後、開演予定時間を30分ほど過ぎてライブがスタートした。

 メンバー全員が女性で固められたガールズバンドの演奏の中、舞台上にホワイトゴールドのワンピースを身にまとったビヨンセが登場した瞬間、客席の8〜9割を占めた女性客が黄色い歓声を上げて総立ちで迎える。アルバムに先駆けて7月26日に発売されたシングル曲「Deja Vu」に続いては、聴き覚えのある「Survivor」や「Say My Name」といったデスティニーズ・チャイルドのメドレーを披露。ファンにとってはたまらない心憎い選曲に、客席のテンションは一気に上がった。

 「Irreplaceable」で一旦、舞台上からビヨンセが姿を消したかと思えば、「Ring The Alarm」では赤の警告灯とともにサイレンが鳴り響く中、ビデオクリップと同じベージュのロングコートに着替えて再び登場。バックダンサーを後ろに従えて、見事なまでに効果音とシンクロしたロボットダンスを披露すると、会場中からは悲鳴にも似た感嘆の声が上がり、もはや観客全員がビヨンセの虜と化した。最後の曲は、2003年6月に発売されたファーストアルバム「Dangerously In Love」より、「Crazy In Love」。説明不要の大ヒット曲に観客の興奮は最高潮に達し、その熱も冷めやらぬまま、この日のライブパフォーマンスを終えた。

 「Deja Vu」と「Ring The Alarm」のビデオクリップを上映した後は、クリス・ペプラー氏の進行のもと、ピンク色のハート型風船を揺らして「ビ・ヨン・セ!」コールで再び彼女を舞台上に迎え入れる。「HAPPY B'DAY ビヨンセ!」という掛け声を合図に、「Happy Birthyday♪」を大合唱。バンドメンバーが大きなハート型のバースデーケーキを運び入れ、幸運にも抽選で1万人の中からたった一人選ばれた観客がビヨンセ本人に花束を手渡すと、ビヨンセは大感激して「素晴らしい!日本のファンの皆さん、どうもありがとう。今日は特別な誕生日になりました。おやすみなさい。」と感謝の言葉を述べ、舞台を後にした。

演奏曲目
01. イントロ
02. Deja Vu
03. Destiny's Child Medley
04. Irreplaceable
05. Ring The Alarm
06. Crazy In Love

ビヨンセ - アーティスト情報

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