創立150周年で、今年度(令和4年度)閉校する佐野市の葛生南小学校で25日、閉校記念式典が行われました。

 葛生南小学校は1873年・明治6年に葛生学校第二分校中村学校として開校しました。今年(2023年)ちょうど150年の節目を迎えましたが、葛生地区の6つの小中学校が今年4月に「葛生義務教育学校」として再編されることになり25日、閉校記念式典が行われました。

 式典では44人の児童全員が学校に感謝の言葉を贈りました。続いて卒業生でピアニストの茂木直美さんらによる記念演奏が開かれ校歌をみんなで歌いました。

 学校は旧葛生町中地区から児童が集まる地域のシンボルでした。卒業生は1691人を数え、校歌に「まなびやは葛生のほこり」という歌詞が入っています。

 このあと校庭で児童、教職員、地域の人たちが最後の思い出として風船を飛ばし、学校の150年の歴史に感謝しました。