栃木県内外で活躍する著名人に栃木県の魅力を発信してもらう「とちぎ未来大使」。

フルーツや野菜に繊細な模様を彫る、いわゆる「カービングアーティスト」として活動している、那須塩原市出身の石川さちこさんが就任し、24日県庁で委嘱状が手渡されました。

石川さちこさんは那須塩原市出身の50歳。

2008年にテレビで見たフルーツカービングに衝撃を受け、単身でタイや中国に渡って技術を学びました。

現在は食品会社で働きながら、カービングアーティストとしてメディアへの出演や講師として、国内外で活躍をしています。

また、2022年11月にルクセンブルクで開かれた料理ワールドカップ・フルーツカービング部門で金賞を受賞し、世界チャンピオンの座に輝くなど、数多くの大会で優秀な成績を納めてきました。

これまでの活動の報告を受けた福田知事は「イチゴにカービングはできますか」などと尋ねて、地元・栃木のPRに期待を寄せていました。