3月の選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する石橋高校に24日、開会式の入場行進で掲げる選抜旗が授与されました。

 石橋高校の体育館で、1、2年生およそ470人が拍手で迎える中、野球部員とマネージャー合わせて37人が壇上に上がりました。まず、大会を主催する毎日新聞社の棚部秀行宇都宮支局長から、校名や校章が刺しゅうされたえんじ色の選抜旗が、横松誠也キャプテンに渡りました。そして棚部支局長と県高校野球連盟の菅野光広会長が激励の言葉を述べました。

 続いて開かれた壮行会では、生徒会長などからエールが送られると横松キャプテンが大会への決意を語りました。

 石橋高校は学業と部活動の両立と、肩と肘の検診を兼ねた野球教室の開催などが評価され、21世紀枠で3度目の正直で念願の初出場となりました。なお、アベック出場する作新学院には22日に選抜旗が授与されています。

 選抜高校野球大会は3月10日に組み合わせ抽選会が行われ、18日から14日間にわたり甲子園球場で熱戦が繰り広げられます。