遊びを通じて子どもたちの成長の支援や居場所づくりに取り組む「児童館」の活動について知ってもらおうと、宇都宮市の栃木県子ども総合科学館で23日、県内の児童館が一堂に集まりイベントが開かれました。

 新型コロナウイルスの影響で今年から屋外での開催となったこのイベントには、県内に43ある児童館のうち22の児童館が集まりました。

 会場には児童館おすすめの遊びを紹介するコーナーが設けられたほか、自宅で簡単に作ることができる工作キットが配布されました。

 なかでも栃木市の児童館が行っている和太鼓の体験教室では、クラブ活動として和太鼓の練習をしている中学生や高校生の指導のもと、子どもたちは基本的な叩き方を学ぶと最後に音楽に合わせて演奏しました。子どもたちは、たくさんの種類の和太鼓の中からお気に入りのものを選び力いっぱい叩いていました。

 そのほかにも会場には、射的やパズルなどそれぞれの児童館自慢の遊びが並びます。子どもたちは、冬の青空のもと工夫を凝らした遊びに触れながら楽しいひと時を過ごしていました。

 「あおぞらじどうかん」は、3月12日にも県子ども総合科学館で開催される予定です。