2023年6月に日光市でG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開かれますが、宇都宮市で23日、男女共同参画社会の実現などについて考える会合が開かれました。

 この「とちぎ女性会議」は性別や年齢、立場にとらわれない生き方について考えようと、栃木県内の女性経営者などでつくる実行委員会が開いたものです。3年ぶりの開催となったことしのテーマは「つなぐ」。会議では会社員や自営業者などの4人が社会や地域とのつながりの中で生きることについて話しました。

 このうちサラリーマンを辞めて現在は風呂桶職人として勉強中という塩谷町の沼尾隆憲さんは、家族の後押しで一歩を踏み出したとき、それまで「男だから」「親だから」と役割にとらわれていたことに気づいたと話しました。

 集まった人たちはメモを取りながら共感した様子で熱心に聞きいっていました。

 また、栃木県・県民生活部の野原恵美子部長が日光市で6月にG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開かれるのを機に全国に誇れる取り組みを行っていきたいと述べました。