自転車を持ち込める特別列車が運転されます

特別列車「TXサイクルトレイン」運行へ


つくばエクスプレス(画像:写真AC)。

 首都圏新都市鉄道と京成トラベルサービスは9日、つくばエクスプレス線でサイクルトレインの実証実験を行うと発表しました。実施日は3月25日(土)の1日間です。

これは秋から始まる「茨城ディスティネーションキャンペーン」にむけ、茨城県と連携して行われるもの。事前応募制のツアー用特別列車「TXサイクルトレイン」が運行され、南千住駅と八潮駅から自転車をそのまま積み込み、研究学園駅で下車してサイクリングを楽しむことができます。

 往路は南千住8:03発、研究学園8:54着。約7時間半の自由時間のあと、復路は研究学園16:21発、南千住17:07着。途中停車駅は八潮のみです。

 研究学園駅は「つくば霞ヶ浦りんりんロード」や不動峠、筑波山の峠道などへの拠点となる駅。今回の実証実験を通じて、都心部に居住するサイクリストの筑波山への輸送ニーズ把握を図ります。
 
 乗車には京成トラベルサービスの専用申込フォームから申込が必要で、参加費用は4950円。片道のみの利用は不可となります。定員は72名。持ち込み可能な車種は、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、ランドナー、スポルティーフ、ミニベロ、折り畳み自転車など多岐にわたります。

 サイクルトレインは各地の路線で実施されていますが、混雑率が低いローカル線が多く、大都市圏の通勤電車では西武や京王などで一部実証実験が始まったばかりです。