税務署へ行かず簡単に確定申告!おすすめの便利な方法
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●そもそも確定申告とは?
確定申告を簡単に説明すると、収めるべき税金を確定させるために、1年の収入・支出・利益を税務署へ申告するという作業のことだ。
当然ながら、国民には一人ひとりに納税義務がある。しっかりと確定申告を行っていなければ「納税義務違反」と見なされることがあるため、注意しておこう。
企業に勤めていれば、会社の経理担当者が社員の確定申告をまとめて行ってくれる。しかし、個人事業主であれば、税理士に依頼する、もしくは自分で計算する、のどちらかしかない。
●確定申告ができるアプリ四つ
個人事業主が確定申告を自分で行う際、便利なアプリが四つある。それぞれの特徴を見ていこう。
●freee会計
「freee会計」は会計にまつわる専門知識をもたない人であっても、必要なデータを入力するだけで簡単に確定申告を行えるアプリ。一度入力した仕訳内容を記録しているため、次回以降、共通するデータが連携先から送られた場合、自動的に前回と同じ仕訳をしてくれるといった特徴がある。
スマートフォンなどからも操作できるため、外出先でも手軽に確定申告の作業を進められるだろう。
●マネーフォワード
「マネーフォワード」は1件ずつ手動で振替伝票入力ができる人気のアプリ。またデータの連携先から、取引情報を50件ずつ一括で登録できることも特徴だ。連携先にある程度の情報がたまってしまっている場合、この一括登録機能は非常に便利だろう。
ただし「貸方」や「借方」など、経理に関する知識がない場合、慣れるまでに少し扱いが難しいと感じてしまうかもしれない。
●弥生
「弥生会計」といえば会計ソフトとしては、かなり有名なソフト。「やよいの青色申告 オンライン」は、この弥生会計をベースとしたアプリであり、freee会計と同様に入力するほどにデータが蓄積され、アプリが学習してくれるといった特徴を持つ。
ベーシックプランなら年間1万9800円で入会できることに加え、ソフトを使用するだけでなく、仕訳や税務に関する相談にも乗ってくれるため心強いだろう。
●税理士いらず
「税理士いらず」は小規模法人事業者におすすめ。法人の決算書と税務申告書を、自力で作成する際に使われているインストール型税務会計ソフトだ。税理士いらずの特徴としては、まずWindows OSのみ対応をしていること。加えて、会計ソフト機能だけでなく、税務申告ソフト機能も安価なライセンス費用で利用できるという点だろう。
また、30日間の無料体験版を利用することもできるため、導入するアプリに迷っているのであれば、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
●ペーパーで確定申告する便利グッズ
紙の書類で確定申告を行う場合でも、便利なグッズがある。100円ショップで手軽に入手できるため、ぜひ購入してはいかがだろうか。
●ドキュメントファイル
100円ショップなどで購入できる「ドキュメントファイル」は、領収書やレシートの保管にぴったりだ。アコーディオンのような形状となっており、細かな仕切り、どこに何が入っているのかひと目で分かる。
●ドキュメントスタンド
「ドキュメントスタンド」もまた、100円ショップで手軽に購入できる。このファイルは自立するため、保管場所に困らないだろう。書類を立てたまま保管できるため、領収書などの仕分けもしやすい。
●EVAケース
「EVAケース」とは仕分けの他にも、小銭やお札を収納するためにも役立つアイテムだ。さまざまなサイズに分かれているため、ファイルやカバンのサイズに合わせたものを選べることも嬉しいポイントだ。穴開きEVAケースも販売されているため、使用後にそのままファイリングでき、非常に便利だろう。
●便利なアプリやグッズで確定申告しよう!
自分で確定申告を行う際は、いくつかの便利なアプリがある。今回紹介した、freee会計、マネーフォワード、弥生、税理士いらずといったアプリは、多くの人が使っており、書初心者でも安心して利用できるだろう。