50cc並み価格!

ついに登場「ディオ・ベーシック」

 ホンダは2023年2月10日、原付二種スクーター「ディオ110」のカラーリング設定を変更するとともに、廉価版として「ディオ110・ベーシック」を追加し3月16日に発売すると発表しました。


ディオ110(画像:ホンダ)。

 ディオは1980年代から続く原付スクーターのスタンダードモデル。現在は50ccの設定はなく、原付二種の110ccとなっています。

 今回、ディオ110には「マットディムグレーメタリック」を新たに採用し、全1色の設定に。一方で「お求めやすい価格」を実現したというベーシックには、「パールジュピターグレー」「パールジャスミンホワイト」「マットギャラクシーブラックメタリック」の3色が設定されます。

 両者の違いはたとえば、ディオ110はHonda SMART Keyシステムを装備していますが、ベーシックはシャッター付キーシリンダーの一般的なイグニッションキーです。とはいえ両タイプともに最新の排出ガス規制である平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合させているといいます。

 ホンダによると、「お客様の多様なニーズに応えるタイプ設定」としたということです。

 メーカー希望小売価格はディオ110が税込み25万3000円、ディオ110・ベーシックが21万7800円です。ベーシックの価格は、3大バイクメーカーが現行でラインアップしている原付二種スクーターとしては最安で、50cc並みといえます。