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 メンフィス・デパイがFCバルセロナから、アトレティコ・マドリードへと移籍することが明らかとなった。2021年夏にフリーで加入した際「彼こそ我々に欠けている存在だ」と期待をかけていた当時のロナルド・クーマン監督だったのだが、しかしながらマンチェスター・ユナイテッド時代と同様にビッグクラブでの定位置確保は叶わず、大腿の負傷やアキレス腱の問題による離脱、さらにはそのクーマン監督が解任となるなど状況は悪化。最終的にはリーグ戦28試合で12得点(うちPK4回)、チャンピオンズリーグでは無得点に終わっていた。

 そのためバルセロナ側は昨年夏には大々的に買取り先を模索したものの、28才のストライカーに名乗りをあげるクラブもなければ、そもそも当の選手自身もクラブを去る意思はなく、バルセロナでの定位置争いを続けたい考えを強調しており、それでも事態の打開をはかれなかった今冬、ジョアン・フェリックスの後釜を探していたアトレティコ・マドリードへと移籍することを決断している。なおバルセロナ側は半年間の契約を残していたため、移籍金として基本金300万ユーロ、さらにはボーナスとして100万ユーロを手に売る可能性もあるようだ。

Memphis is a new Red & White player!

The Dutch international has signed with our club for the remainder of the season and 2 more campaigns.

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#WelcomeMemphis! pic.twitter.com/CbK3ko1n5x

- Atlético de Madrid (@atletienglish) January 20, 2023