【海外発!Breaking News】手に刺さった木の破片が原因で脳卒中を起こした男性、試練を乗り越えて大工の仕事に復帰(英)
デイヴさんの母親であるジャッキーさん(Jackie、65)は当時のことをこう振り返っている。
「その日、デイヴは仕事から帰ってくるとひどい頭痛に苦しんでいました。夕方頃にはさらに痛みが激しくなったようで、NHS(国民保健サービス)の111番(緊急ではない医療に関する無料の電話相談)に電話をかけて相談したのです。その後、かかりつけ医の診察を受けたところ、背中の肉離れにより頭痛が起きている可能性があると診断されました。それでも痛みが続くようであれば2、3日後にもう一度受診するように言われて、その日は家に帰されたのです。」
その後も症状は悪化する一方だったデイヴさんは翌日、病院に運ばれたという。そして詳しい検査を行った結果、化膿した手の傷から細菌性髄膜炎を発症しており、それが全身をめぐって脳卒中を引き起こしていたことが明らかになった。
また肺炎と敗血症を併発していることも判明し、怪我からわずか2日で昏睡状態に陥ったという。
デイヴさんの家族は当時、医師から「改善の兆しが見られなければ、生命維持装置を外すことも考えておいてください」と告げられたそうだ。
幸いにも一命を取り留めたが、右目は失明し左目の視力を一部失い、腕や脚にも障害が残ったデイヴさんは、この試練により収入や自信、プライドや野心さえも失ってしまった。
しかしのちに親子で「脳卒中協会(Stroke Association)」のカウンセリングを受けたことにより、少しずつ現実を受け入れることができたという。
ジャッキーさんは「デイヴの怪我のことで、私はずっと罪悪感を抱いていました。それは親として当然のことなのでしょうが、脳卒中協会のカウンセリングは私たち親子に起こったことを良い方向に捉えるよう手助けをしてくれました。私は罪悪感を克服することはできないかもしれませんが、それを受け入れて前に進む必要があることに気づきました」と語った。
