リスクモンスターは12月15日、第1回「尊敬できる上司に関する意識」調査結果を発表した。同調査は、20歳から59歳の男女個人800名を対象に実施したもの。

回答者800人のうち、約9割を占める「最も身近な上司がいる」と回答した人712人に、上司に対する尊敬度を聞いたところ、「尊敬できる」(回答率 56.9%)が、「尊敬できない」(同 43.1%)を上回ったという。

世代別では、「20代」「30代」における「尊敬できる」(各同59.1%、63.7%)が全体(同56.9%)を上回っており、若年層のほうが直属の上司を尊敬している傾向があることが明らかになった。

役職別では、「尊敬できる」は「一般社員」(同 53.3%)、「主任・係長」(同 59.8%)、「課長クラス」(同 62.3%)と上位役職になるにつれて増加しており、「役員」においては、回答率が100.0%となったという。

直属の上司を「尊敬できる」と回答した人に最も尊敬できる点を尋ねたところ、「周囲との連携・意思疎通が上手」(回答率 30.4%)と回答した人が最多となった。これに、「仕事の判断や進め方が的確」(同28.6%)、「責任をとり、部下を守る」(同16.3%)、「決断が早い」(同12.3%)が続いている。

最も身近な上司の尊敬できる点 資料:リスクモンスター

逆に、直属の上司を「尊敬できない」と回答した人に最も尊敬できない点を調査したところ、「仕事の判断・進め方が不正確」(回答率36.2%)が最多に。これに、「周囲や部下との連携が下手」(同22.5%)、「態度が大きい」(同16.9%)、「責任感が無い」(同12.1%)、「事務処理能力が低い」(同10.1%)という回答が続いている。

最も身近な上司の尊敬できない点 資料:リスクモンスター