ウェブブラウザ「Firefox 108」の正式版が公開されました。ICCv4プロファイルによる画像の色補正をサポートした他、さまざまな機能改善が加えられています。

Firefox 108.0, See All New Features, Updates and Fixes

https://www.mozilla.org/en-US/firefox/108.0/releasenotes/

◆ICCv4プロファイル

ICCv4プロファイルでタグ付けされた画像に対して適切な色補正をサポートするようになりました。

ブラウザがICCv4プロファイルに対応しているかを確認するには、以下のサイトにアクセスするのが簡単です。

Is your system ICC Version 4 ready?

https://www.color.org/version4html.xalter

ICCv4プロファイルに対応しているブラウザで見ると、チェック用の画像が全体的に自然な色合いで表示されます。



未対応のブラウザで見ると、ICCv4プロファイルによる色補正を利用できないため、画像の上半分が不自然な色合いとなります。



◆インポートマップ

ウェブページがJavaScriptのインポートに関する挙動をコントロールできるようにする「インポートマップ」が、デフォルトで有効になりました。

◆プロセスマネージャーのショートカット

「Shift」+「ESC」キーボードショートカットによりプロセスマネージャーが開くようになり、リソースを使いすぎているプロセスをすばやく特定できるようになりました。



◆Windows 11の効率モードに対応

Windows 11上で動作する際に、バックグラウンドタブのプロセスに効率モードを適用することで、リソースの使用を抑制できるようになりました。



◆フレームスケジューリングの改善

高負荷時におけるフレームスケジューリングが改善されました。これにより、FirefoxのMotionMarkスコアは大幅に向上します。

◆ブックマークツールバーの改善

ブックマークツールバーのデフォルトの「新しいタブにのみ表示」状態が、空白の新しいタブでも正しく機能するようになりました。ツールバーのコンテキストメニューから、この挙動を以前と同様にすることも可能です。

◆PDFフォームの改善

PDFフォームを保存および印刷する際の非ASCII文字の扱いが改善されました。

◆Web MIDI APIのサポート

危険な機能へのアクセスを制御する新たな実験的メカニズム「サイト許可アドオン」を導入することにより、Web MIDI APIをサポートするようになりました。

また、Firefox 108には8件のセキュリティバグフィックスが含まれています。

なお、次期メジャー版となる「Firefox 109」は現地時間の2023年1月17日にリリース予定です。