「ウッディ」と「スティッチ」、旅客機として“無限の彼方へ”! JAL新「ディズニー」塗装機がデビュー
JALディズニー塗装機の「新キャラ」の存在感、かなりあります。
「JAL ドリームエクスプレス」シリーズとしては12機目
JAL(日本航空)で長い歴史を持つ、ディズニーキャラクターの特別塗装機。その最新特別機となる「JAL DREAM EXPRESS Disney100」が2022年12月6日の午後14時ごろ、定期便に就航しました。初便は広島行きJAL261便で、幼児含む167人の乗客が搭乗しています。
羽田空港を出発する「JAL DREAM EXPRESS Disney100」(2022年12月6日、乗りものニュース編集部撮影)。
この特別塗装機は、JALとウォルト・ディズニー・ジャパンとのプロモーショナル・ライセンス契約に基いたもので、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年のセレブレーションを記念し就航しました。なおディズニーキャラクターが描かれたJAL機はこれが25機目で、2社の提携によって生まれた「JAL ドリームエクスプレス」シリーズは、これが12機目となります。
機体の外装にはミッキーマウスやミニーマウスをはじめ、左側に4体、右側に5体、計9体のディズニーキャラクターが登場。エルサ(アナと雪の女王)、スティッチ(リロ&スティッチ)、ウッディ(トイ・ストーリー)など、「JAL ドリームエクスプレス」では初登場となるキャラクターも描かれました。機内では限定版のヘッドレストカバーが設置されたほか、乗客のドリンクサービス時には、特別仕様の紙コップが用意されています。
担当機はボーイング767-300ER国内線仕様機「JA615J」。国内線ファーストクラス・クラスJ・普通席の3クラス構成で、252席を配します。特別機となったこの機は今後、2024年2月ごろまで、JAL国内線のボーイング767投入路線で運航される計画だそうです。
なお、JAL261便の搭乗ゲートでは、「JAL ドリームエクスプレス」シリーズの模型を始めとする各種展示物が用意されました。乗客のなかには、キャラクターのコスプレをした子どももいるなど、いつものJAL便とは異なった様子も。このように特別機らしい“船出”を飾った同便では、出発時、JALのスタッフによる横断幕を用いた見送りも実施されています。