業務スーパーで販売されている『大盛牛丼の具』をご存じでしょうか。

牛肉と玉ねぎを甘辛いつゆで味付けした、牛丼具材の冷凍品。サッと作れる手軽さと、つゆだく寄りのバランスが特徴で、そのまま牛皿としても食べられる一品です。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|大盛牛丼の具 180g×3食入|861円

業務スーパーにて861円(税込、税抜798円)で販売中。3食セットの商品で、1食あたりの内容量は180g(合計540g)。カロリーは1食あたり358kcal(脂質 26.3g、炭水化物 13.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前紹介した際の商品は645円(税込)だったので、216円の値上がり。1食あたり287円の計算。同ボリュームの『牛丼の具』(540g・496円・約166円/1食)のほうが安いですけど、そちらは最近あまり見かけない印象です。

調理方法は、凍ったままの本品を内袋のまま熱湯に入れて約5分加熱するか、耐熱容器に中身を移してラップをかけ、電子レンジ(500W)で約4分半チンするだけ。あとは白米にのせてよし、そのまま牛皿にしてもOKです。

オーソドックスなレトルト牛丼。牛肉は輸入物らしい若干筋張った肉質ながら、甘めのつゆでじっくり煮込まれてふんわりした口当たりです。柔らかすぎず硬すぎず。脂っこさもしつこくない程度で、お肉自体の旨みも十分なクオリティかと。

つゆは砂糖醤油ベースに軽く生姜を効かせた味付け。脂の旨みと玉ねぎの甘みも移っており、普通においしいと言えばおいしいのですが、単調さは否めない味わいです。つゆの量は結構多めで、大盛りご飯に合わせてもつゆだく気味になるのは嬉しいポイントですね。

紅生姜や玉子などを別途用意すれば、十分な満足感に仕上がります。以前と比べて味に大きな変化もなく、引き続き簡単おかずとして無難にチョイスできますね。値上がりが手痛いところですけど、手軽さを重視するなら悪くない選択肢ではありますよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

牛肉と玉ねぎを醤油ベースのつゆで味付けした、冷凍の牛丼具材脂っこさと肉質は平均的で、素直に甘辛い味付けも以前と変わらず大きく値が上がっているので、節約おかず用途には不向き玉ねぎとつゆが多めで、つゆだく大盛り牛丼が作りたい時には嬉しい選択肢