「寂しいです」サッカー界の“天才“メッシ、フェデラー引退にメッセージ「テニス史に残る唯一無二の天才」

サッカー界の天才が、テニス界の天才の引退にメッセージを送った。

2022年9月15日、テニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーが41歳での現役引退を発表した。

今月23日から25日にかけて行われるレーバー・カップを最後に引退を決断。「多くの人が知っているように、過去3年間はケガや手術との挑戦でした。完全に競争力のある状態に戻すために懸命に取り組んできましたが、私は自分の身体の限界も知っています」と、ケガが主な引退の要因だと明かしていた。

テニスの4大大会である全豪オープンで6勝、全仏オープンで1勝、ウインブルドンで8勝、全米オープンで5勝と4大大会計20勝を記録。歴代3位の成績を収めると、史上6人目のキャリア・グランドスラムを達成。世界ランキングでも237週にわたって首位を守る最長記録を保持している。

芝のコートでは無類の強さを見せ、ウィンブルドンでの8度の優勝は歴代最多。全米オープンも5連覇という偉業を成し遂げたが、惜しまれながらも引退した。

サッカー好きでも知られるフェデラーだが、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがインスタグラムで引退に際してメッセージを送った。

「テニス史に残る唯一無二の天才であり、あらゆるアスリートの模範となる人物でした」

「新しいステージでの活躍を期待しています」

「コートの上で、僕たちを楽しませてくれるのを見ることができなくなるのは、寂しいです」

メッシもいちファンとしてフェデラーのプレーを観ていた様子。自身もキャリアの終盤に差し掛かっているだけに、思うところはありそうだ。