ブライトンで存在感を増したい三笘 photo/Getty Images

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今季ユニオン・サン・ジロワーズからブライトンへ期限付き移籍から復帰した三笘薫。プレミアリーグデビューに向けて大きな期待を寄せられたドリブラーは、第2節のニューカッスル戦で75分から途中出場を果たし、イングランドでの大きな一歩を踏み出した。

左ウイングバックで出場すると、イングランド代表DFキーラン・トリッピアーと対戦。84分には1対1で対峙するトリッピアーに対し、持ち前のドリブルで勝負を仕掛けて抜き去る。絶妙なクロスを上げるものの、パスカル・グロスのシュートは枠を外れ、デビュー戦でのアシストはいかなかった。

シュートを決めることができなかったグロスだが、試合後に三笘へ賞賛のコメントを送っている。試合後のインタビューでグロスは「僕が日々のトレーニングで目にしているクオリティを見せてくれたよ」とチャンスを作った三笘のプレイを振り返った。さらに84分のトリッピアーとの1対1については「彼は本当に1対1が優れていることを知っているから、僕はボックス内に入ってクロスが来る準備をしていたんだ」と三笘の技術の高さを信頼していたようだ。

わずか15分の出場ながら高いクオリティを見せて鮮烈デビューを飾った三笘。ポジションを争うプレイヤーは強者ばかりだが、自身の一番の武器であるドリブルで十分にパフォーマンスを発揮できれば、プレイ時間は増えていくことだろう。