今季FAカップでデビューしたファーガソン photo/Getty Images

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今季FAカップのウェストブロム戦でトップチームデビューを飾った17歳がFWエヴァン・ファーガソンだ。U-21アイルランド代表にも選ばれる男は、来季以降のさらなるブレイクにも期待がかかっている。

アイルランドのボヘミアンFCのアカデミー出身のファーガソンは、2019年に14歳という若さでトップチームへ昇格。同年9月にはアイルランド1部リーグにてプロデビューを果たした。

そして2021年にブライトンへと移籍を果たす。加入後すぐにU-23の主力となり、エースとして得点を量産。今季FAカップでデビューすると同試合でアシストを記録し、第26節のバーンリー戦でプレミアリーグデビューも飾った。

そんなアイルランドの新星は、過去にリヴァプールからオファーがあったものの、断ったことを米『The Athletic』にて語っている。ファーガソンは彼がボヘミアンFCへ所属していた頃、リヴァプールから獲得のオファーがあったそうだ。しかしリヴァプールでは「自分にはチャンスがないと思った」と拒否。リヴァプールへとサインするものの、トップチームで出番がもらえず退団となってしまう若い選手たちを見たことがオファーを拒否した理由だと伝えている。

また現在所属するブライトンについて同メディアで「ブライトンも良いクラブだ。スタッフの人たちはいつも僕をサポートしてくれる」と語った。トップチームでのチャンスを求めてリヴァプールではなくブライトンを選択したファーガソン。17歳ですでにデビューを果たすなど、目論見は間違っていなかったかもしれない。来季はトップチームでの出番も増えてくるだろう。さらなるブレイクにも期待がかかる。