マンチェスター・シティに来季から合流するフリアン・アルバレス photo/Getty images

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今季のプレミアリーグを制したマンチェスター・シティだが、アーリング・ハーランドの加入が早くも決まったことにより来季が楽しみである。来季からチームに合流することになっており、待望のストライカーがどのようにチームにフィットするのか注目したい。

ハーランドの陰に隠れてしまっているが、リーベル・プレートからシティに加入するFWフリアン・アルバレスも注目株だ。22歳ですでにアルゼンチン代表デビューを飾っているストライカーであり、リーベル・プレートでは113試合に出場して50ゴール29アシストを記録している。アルバレスは冬にシティに加わっており、現在は期限付き移籍でリーベル・プレートに在籍している。来季はプレシーズンからシティのトップチームに合流することになるようだ。

来季ストライカーが加わるシティだが、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラは彼らに偽9番の動きを習得させると予想できる。理由はプレミアの環境にある。以前からの傾向であるが、対シティでは自陣に引いてスペースを消してくるクラブが多く、空中戦から勝機を見いだせないシティは苦戦した。ハーランドは194cmあるためこれからはクロスからの攻撃が有効になるが、ハーランドに2人がマークするなど直に対策されるだろう。であれば、偽9番の動きで前線にスペースを生み出しつつ、高さでも得点が奪えるようになればその対策は意味をなさなくなる。

若い世代で頭角を現わす2人のストライカーを確保したシティ。両者ともに素晴らしいポテンシャルを持っており、どちらがCFのポジションを射止めるのだろうか。