大阪市都島区のラーメン店「オコメノカミサマ」で、2022年4月20日から新メニュー「ちょこクマからの贈り物ラーメン」(税込1000円)が販売される。

ラーメンなのに、かわいげのあるネーミングが気になるが、名前以外にも驚くポイントがあって......。

まず右側のどんぶりに注目。普通のラーメンではまず見ないハートの装飾と、熊の形をしたもなかの皮が乗っている。麺は黒い。左側のスキレットに入っているのはアヒージョで、これはラーメンに投入するものらしい。

ビジュアルだけでも、異彩を放ちまくっているが、素材を知るとさらなる衝撃が訪れる。

なんと黒い麺にはチョコレートの原料であるカカオを練り込んでいるというのだ。こんな組み合わせ、あっていいのだろうか......?

ラーメン界に登場した異端児とも言える衝撃の「ちょこクマからの贈り物ラーメン」。Jタウンネット記者は14日、店主の大端絵里香さんにそのこだわりを聞いた。

「めちゃくちゃ合うんですよ!」

大端さんによると、スープには味噌とんこつを使用。あっさり系の味に仕上げたというが、カカオが練り込まれた麺との相性はどうなのか。

「麺とスープはめちゃくちゃ合うんですよ!
麺に練り込んだカカオの割合は72%で、かなりビター。カカオの香りを重視したので、チョコの味はそんなにしません。スープも麺とのバランスを考えています」(大端さん)

ちなみに、ラーメンにかけるアヒージョにもカカオが使われているが、こちらも香りを重視していてスープや麺と合うそうだ。

カカオ麺×味噌とんこつの斬新な組み合わせに自信満々な大端さん。それもそのはず、「ちょこクマからの贈り物ラーメン」は構想から4年、試作を100回以上も重ねて完成させた意欲作だ。

「カカオを練り込んだ麺は2018年からバレンタインに試験的に出してきましたが、『「ちょこクマからの贈り物ラーメン』は今までの物とは違う仕上がりが違っています。
チョコレートの概念が変わる味ですから、ぜひJタウンネットの読者の方も初めての味を体験しに来てください!」(大端さん)

新しいラーメンの刺激を味わいたい人は、挑戦してみては?