Mac Studio
iJustine

Mシリーズチップの最新プロセッサ「M1 Ultra」を搭載したMac Studioは、従来のMacよりもパワフルなことは事実と思われるものの、具体的な状況からかけ離れたベンチマークテストだけでは実力が見えてきにくいものがあります。

そこでYouTubeチャンネルのiJustineは動画編集ソフトAdobe Premiere Pro、つまりMac Studioの実戦投入が期待される現場でよく使われている環境下で、Mac StudioとインテルCPU搭載のMac Proを使い4K動画のレンダリングを比較するテストを実行しました。

その結果M1 Ultra搭載Mac Studioは、M1 Max搭載機のおよそ半分の時間、さらに2万ドル(約240万円)をかけたインテルCPU搭載のMac Proに比べると約3分の1の時間で処理を完了できたと報告されています。

iJustineはMac Studioの開封とハンズオン動画を公開し、その一部としてテストを実行。M1 UltraはM1 Max2つを内部で接続してニコイチにしたものですが、その期待どおりにM1 Max搭載のMacBook Pro(2021)に比べて2倍の性能を発揮しています。

具体的には、M1 Max MacBook Proで6分39秒、M1チップの13インチMacBook Proで24分21秒に対して、Mac Studioはわずか3分31秒でレンダリングが完了。しかもバックグラウンドでFinal Cut Pro XやPhotoshop、その他のアプリを起動しながらのことです。