ゴミ袋の入れ替えという名もなき家事をやめた。100円フックでゴミ箱につるす
日々発生する「ゴミ捨て」という家事。ゴミ袋の収納や取り替えも悩ましいですね。ここでは整理収納に詳しいブロガーのフネさんに、ラクなゴミ袋の取り替え方法を教えていただきました。
ゴミ袋の入れ替えやめました。ダイソーのフックでゴミ箱にぶら下げ収納
ものが多い5人家族のわが家。私はガラーンとなにもない部屋に住むミニマリストにあこがれて、今までいろいろと試行錯誤してきました。
「なにもない(ものが少ない)から片づけもしなくていい、探しものもゼロ」というのが究極の目指すべきところでした。今もあこがれています。
でも無理でした。ものを「いやこれはいつか使うかもしれん、とりあえず置いといて」というわりに忘れる夫や、出しっぱなし大魔王の女子たち(男子は優秀)を抱え、無理することは自分にも家族にもストレスになっていました。
今回は、自分にも無理をさせていた「スタイリッシュなゴミ袋収納」とオサラバした話です。
●【1】ゴミ袋もスタイリッシュに収納?
今までは、キッチンシンク下の大きな引き出しの中に、わざわざ買ったスタイリッシュなケースに入れて収納していたゴミ袋。憧れのブロガーさんの本やインスタで見たのです。
でもその問題点は、
・ゴミ袋を一枚一枚、ケースに入るサイズに、かつ取り出しやすく畳み直して入れていた
・その割にスッと取り出せなかった
・大きなレジ袋(プラ用)はケースの幅が足りない
という3点。名もなき家事が増えて面倒くさい。
そもそもゴミ袋って下から一枚ずつ取り出せるように入って売っているんです。そのメリットを活かさない手はありません。
●【2】ダイソーのフックでゴミ箱にぶら下げた
というわけで、ゴミ袋をゴミ箱本体に直接ぶら下げることを考えました。
1:完成までの試行錯誤
ゴミ箱の枠の金属のところはマグネットが使えるのですが、ゴミ袋を留めるのは無理。
無印良品の引っ掛けられるワイヤーフックや、セリアの滑り止めつきのワイヤーフックも使ってみましたが、挟む力よりゴミ袋が重くズルズルと落ちました。
そしてついに思いついた方法がコチラ。
2:ゴミ袋に直接穴をあけて引っ掛ける
袋を補強して穴をあけてぶら下げる方法です。
そのまま穴をあけても袋が重みに耐えられず、そこから破れてしまうので補強は必須です。
補強といったら面倒と思われるかもしれませんが、家にあった養生テープ(100円ショップでも売ってます)を上部の両面にわたって上にベタっと貼っただけ。透明だからと養生テープにしたので、もちろん普通のガムテープでも大丈夫です。
穴は家にあるパンチで開けましたが、目打ちなどでもいいと思いますし、くり抜きたいところを二つ折りにしてハサミでカットしても。穴の高さを左右同じにしましょう。
カッターで線状にあけるとその方向に避けるのではないかと思い、丸くあけました。
「テープの粘着力が邪魔するのでは」と思いましたが、まったく問題なし。
3:フックはダイソーで購入
ダイソーに、レジ袋を開き扉などに引っ掛けてぶら下げられるフックが売っていました。
ゴミ箱に引っ掛ける側はプラスチック素材である程度の厚さに対応し、ゴミ袋を引っ掛けるフックは細いので小さな穴に丁度いいです。フック部分はスイングします。
●【3】変えて便利になったこと
このように取り替え用のゴミ袋を、ゴミ箱の真横にぶら下げています。
このぶら下げ収納に変えてよかったことは、
・ゴミ箱のすぐ横なのでワンアクションで取り替えられるようになった
・面倒なゴミ袋の詰め替え作業がなくなった
の2点。
このゴミ袋を使いきったら次のゴミ袋もペタッと同じように補強しますが、面倒なら上を切って中身を詰め替えても。
●【4】45Lゴミ袋はこんなところに収納
大きなゴミ袋はゴミ箱の底に収納。ゴミの日の朝、ゴミ袋をゴミ箱から出しますよね。そしたら底にあるシステムです。
50枚入りなら10枚ずつセットされているので、それをそのまま二つ折りにして入れておきます。ラクちんです。
●【5】ちょっとした手間であとをラクに
毎週のゴミ袋の交換、面倒ですよね。まさに「名もなき家事」。
だからこそすぐ近くでワンアクションで取り出せるようにしましょう。
「面倒だからやりたくない」は自分だけじゃなく家族も同じ。
家族が使いやすいように、面倒くさくないようにしておくことで、散らかされる確率はずっと低くできますし、なにより名もなき家事の撲滅に協力してもらいやすくなりますよ。
またゴミ袋に限らず、最初にちょっと手間をかけてあとからラクにする、というのは便利な手法です。たとえば箱ティッシュを買ってきたらすぐに外側のフィルムをはずして取り出しやすくしておくなど、ぜひお試しください。